2024年7月16日火曜日

夏季休診日のご案内

 

誠に勝手ながら、下記の期間、休診とさせていただきます


8月13日(火)は通常通り、午前・午後とも診療となります。


お薬やフードなどの注文は、

8月7日(水)までにお願い致します。


お取り寄せに時間がかかる場合もございますので、

今一度足りないものがないか、早めの確認をお願い致します。



2024年7月4日木曜日

堺市獣医師会 令和6年度 第1回症例検討会

 昨夜8時半より、ソフィア堺にて行われた令和6年度第1回症例検討会に参加してまいりました。今回は私の症例「多腺性自己免疫症候群(APS)2型を呈した犬の1例」、おおひがし動物病院 大東先生「高ガンマグロブリン血症を呈した脾臓腫瘤の犬の1例」の2題でした。


 自分が発表した症例にも多くの叱咤激励を頂き、勉強になりました。また大東先生の症例も、難しい病気を飼主の方に正しく理解してもらうのはなかなか困難だという事を考えさせられる内容でした。

 今年も始まった症例検討会、楽しみです。

2024年6月20日木曜日

上腸間膜動脈症候群(SMA症候群)

  先日報道で、高校生が名古屋の救急外来で上腸間膜動脈症候群(SMA症候群)を見逃され死亡する痛ましい事故聞き、自分が以前経験した症例を思い出しました。


 その症例というのは2例とも、直前までは元気であり食後、急性の嘔吐、下痢、腹痛と共に極度の脱水を呈しぐったりしていると来院された若いわんちゃんです。


 何か食べたのかもしれないとのお話に、緊急性の高そうな状態で画像診断でははっきりした結論が出せず試験的切開をさせていただきました。







 結果的には、消化管の閉塞はなく異物もなかったのですが、明らかに腸管の血色が悪く扁平化し動きがない状態でした。とにかく全部を確認しながら温めた生理食塩水をかけながら指で優しくマッサージし、血色と動きが戻ってきたところで閉腹しました。

 この時点ではどうなるだろうと心配しながら手術を終えたのですが、その後の回復はびっくりするほど早かったです。
 
 この時の事を今回の事件で思い出し、調べていくと犬の前腸間膜動脈閉塞について書かれた古い文献に当たりました。ここに書かれていた症状が非常に似ていることから、実はこのような事が当時わんちゃんのお腹の中で起こっていたのではないかと考えています。

 2頭ともその後元気になり再発はないのですが、あのようなクリティカルな状況が劇的な回復を見せた事が印象的でした。


2024年6月15日土曜日

レコード!

  昨今のレコードブームに乗り、久しぶり円盤に針を落としてみたくなりました。


 とはいえ立派なオーディオなど持っていないので、狭い部屋でコンパクトに聴けるシステムを考えました。


 色々調べた結果、そこそこ安価でしかしプロの耳も納得させたという機材を購入しました。プレーヤーのオーディオテクニカAT-LP120XBT-USBに、直接アクティブスピーカ(アンプ内蔵タイプ)TANNOY  REVEAL 402という小さなニアフィールドモニタースピーカーを繋ぐ非常にシンプルなシステムです。


 中高生の頃、小遣いで購入し、しかしもったいなくてほとんど針を落としていないレコードを40年ぶりに聴いてみると、驚くほど良い音が飛び出してきました。


 当時団地住まいのうちの家には本格的なシステムコンポなどなく、買ったレコードはオーディオマニアの先輩に頼んでカセットテープに落としてもらいラジカセで聴いていました。当時としてはかなり良い録音をしてもらったのでしょうが、それでもこんなにそれぞれの音がしっかり聞こえてくるとは思ってもいませんでした。


 当時デジタル全盛期でレコードからCDに音楽業界が遷移して行った時代(坂本龍一が所蔵レコードを廃棄したエピソードは当時話題になりました)で、当然カセットに落としたレコードの音よりCDの方がクリアな音がしました。誤解したままCDの簡便さに慣れてしまい、今ではデータで聴いてしまう有様でしたが、今更ながらブームに感謝です。


こんな感じで父が使っていた机タンスの上に乗ります。


 高校生の頃よく聴いていた「PINK」のLP、今聴いてもすごいバンドです。高2のスキー講習のバスの中で孤独に聴いていたのをまざまざと思い出します。当時は文学、音楽ばかりで勉強しなかったですが、この経験が人生には必要だと思います。受験というシステムがある以上、うまくそれに合わせなければ苦労します。自分はとても苦労しましたが1つだけ良かったと思うのは、泉北高校という本当に普通の高校で普通の青春を経験させてもらえた事です。素晴らしい人との出会いは、偏差値では叶えません。


2024年6月7日金曜日

STARSHIP'S FOURTH FLIGHT TEST

 昨日夜9時半すぎ、楽しみにしていたスターシップとスーパーヘビーの打ち上げが始まりました。
 
無事打ち上げ成功!

前回失敗したスーパーヘビーの垂直着水成功!

前回失敗した大気圏突入も成功しオーストラリア沖に着水!

 幾度とない失敗を計画通りかのように、たった3ヶ月で再チャレンジできる所は感心します。
 成功は単に失敗の最終形なんだと謙虚さとポジティブ思考が教育にも必要なんだと思います。





2024年5月23日木曜日

犬の多発性肥満細胞腫

  先月、皮膚に数カ所しこりがある中年トイプードルのわんちゃんがフィラリア 検診に来られました。トリミングサロンでこれは脂肪だと言われたのだが、やはり気になるので調べましょうと院内で細胞診したところ複数箇所で肥満細胞が見られました。結構前からこのようなしこりがあったとの事でしたが、昨年末頃からしきりに皮膚を痒がっていた事と関係もあるかもしれません。

 去勢手術も行われていなかったので同時に病理組織検査の為、先週手術しました。

上腕内側



鼻の横、口唇

今回切除した一番大きな後肢外側の腫瘤


 手術は無事終わり、本日術後チェックに来られましたがわんちゃんはすこぶる元気です。
 病理組織検査の結果もやはり肥満細胞腫という診断でしたので、オーナー様と話し合いイマチニブを開始しました。うまく効いてくれる事を祈るばかりです。


2024年5月20日月曜日

パナソニックNA-VX3800L(洗濯乾燥機)の修理

 昨日の日曜日は家族総出で洗濯機の修理をしました。 

 先週突然、U-14のエラー表示出て洗濯機が止まってしまい、調べてみると給水エラーであることが判ったのですが、さてどうしようかと家族で会議になりました。

 購入して5年、実は2年前にはドラムが回らなくなりベルトを自力で交換したのですが、どうもこの機種は持病持ちらしく、よく故障があるそうです。

 なかなか乾燥が終わらなかったりしていたのでヒートポンプの汚れも溜まっているのだろう、いっそ分解して掃除がてら給水ポンプを交換しようかと話がまとまりました。

 今回は前回と違いかなり分解するので、家族で役割分担し修理工程を撮影しながら組立時に間違えないように工夫しました。




給水ポンプ

 3時間ほどかかりましたが、ドロドロになっていたヒートポンプ も綺麗にし、内部に溜まったホコリも掃除できました。修理も無事完了、ちゃんと設定時間内に乾燥まで終わるようになりました。

 みんなヘトヘトになりながらも楽しい時間でした。結構良い遊びだと思いますので皆様もやってみたら楽しいですよ。
 









2024年5月17日金曜日

マンソン裂頭条虫

 お庭でリードを付けてお散歩する猫ちゃんなのですが、ハンターとしての本能は隠せません。




マンソン裂頭条虫卵

 マンソン裂頭条虫はイヌ、ネコ、キツネ、タヌキなどを終宿主とし、小腸に寄生しています。卵はそれらの動物から糞便とともに排出され、水中で孵化し、第 1 中間宿主であるケンミジンコ類に摂取されます。ケンミジンコの体内ではプロセルコイドまで発育し、これを摂取したカエルなどの両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類が第 2 中間宿主となり、これらを捕食するとマンソン裂頭条虫が小腸に寄生します。人にも感染しますので注意が必要です。

 お薬を体につける事で駆虫できますので、ハンターの皆様はしっかり防御してくださいね。


2024年5月8日水曜日

犬の子宮蓄膿症

  昨日ゴールデンウィーク明け予定していた子宮蓄膿症の手術を行いました。

 ゴールデンウィークのはざま日にフィラリア予防に来られただけだったのですが、去年より体重が減っていた事が何か引っ掛かり、中高年なので健康診断でもしてみましょうかと血液検査を行いました。

 しかし検査を始めると白血球が5万を超えていて急遽、子宮蓄膿症を疑う検査に入りほぼ確定できたので手術をする話しになりました。

 通常、緊急性の高い手術なのですが意外に本人が元気なのと、飼主様の仕事の都合からゴールデンウィーク明けに手術を行う事となりましたが、休明けまでヤキモキする気持ちで待ちました。


子宮蓄膿症

 事前に予防的措置をとっていたとはいえ、2.3kgのチワワからこれだけ大きくなった子宮を取り出すのには気を使いました。

 手術は無事終わり、そのまますぐに覚醒し家に連れて帰ってもらいました。

 翌日の再診でも何事もなく本当に良かったです。


2024年5月7日火曜日

哲学者の小径(フィロソファーズ・レーン)

 5月4日みどりの日、行こうと思っていてなかなか行けなかった場所に行ってきました。


 

哲学の道


進々堂 北白川店

 

 小松左京著「哲学者の小径(フィロソファーズ・レーン)」で青春の苦い1ページとして登場する場所です。

 高校生の頃、この作品を読み1度訪れてみたかった所でしたが偶然にも夢が実現しました。昭和初期パリのカルチェラタンの雰囲気を再現しようと誕生した店内は小説に登場する風景そのものです。この日は家族で12キロ以上歩きまわり、良い運動でした。