2022年12月22日木曜日

ファスナーに始まり、ファスナーに終わる。

  昨日は朝一番ファスナーを食べてしまったわんちゃんが来られました。幸い子供用のフリースに付いているファスナーのしかもごく小さな一部分だったので便に出ることが予想でき経過観察で終わりました。

 その後午後の診察で、なんとまた別のわんちゃんが今度はファスナーを噛みちぎってしまい、歯に挟まったまま取れないと来られました。

 飼い主も取ってあげようとして噛まれてしまい怪我をされてしまったそうです。なかなか頑固に挟まっていますので、すぐに鎮静をかけなんとか無事に取り除く事ができました。


これが臼歯にきっちり嵌っていました

 ファスナーなどはヒラヒラと動き犬の興味を引くのと同時に、人の臭いが染み付いているので噛んでみたくなるのでしょう。誤飲してしまうと最悪開腹手術になりますので、充分注意してください。もし食べてはいけない物を口に入れていたら、無理に取り上げるのではなく必ず別の食べてもよいもので交換するようにしてください。


2022年12月9日金曜日

シクラメン

K様から シクラメンの鉢をいただきました。 


昨年の12月には薄ピンクのシクラメンをいただいたのですが、今年は濃いピンクです。とても目利きでいらっしゃるので、元気で丈夫なお花を選んでおられます。春先まで、院内を明るくしてくれました。来院される皆様から「このシクラメン、長持ちね。」とお言葉もいただきました。




元気の出るカラーが素敵ですね。

K様、ありがとうございました。心を込めてお世話したいと思います。

2022年12月7日水曜日

年末年始の休診日のお知らせ

12月30日(金)午後 ~1月4日(水)

休診とさせていただきます。


お薬、フード、サプリメント等のご注文は、
12月27日(火)午前中までに
ご連絡くださいますよう、お願い致します。

年始は1月5日(木)から、通常通りの診療となります。

また、年始は商品により入荷に時間がかかるものもございます。
今一度足りないものがないか、早めの確認をお願い致します。


2022年9月11日日曜日

かわいいわんこ3

こちらも今年4月に15年目に入ったチワワのイケメン男子です!

甲状腺機能低下症、心臓弁膜症、腎不全を患い、しかし家族の愛情をたっぷり受け元気に病院にやってきます。

当初来院された頃は、カルっカルっと怒ってばかりいましたが、いつの間にかお利口にお座りして待っているようになり「できる自分」をアピールするようになりました。

今ではみんなのお手本です!


2022年9月8日木曜日

かわいいわんこ2

 

7月のお誕生日を迎え15年目に入った女の子です。
病気も上手くコントロールされており、お年寄りには見えません。
5歳年下の妹と元気に来院してくれます!

2022年8月24日水曜日

診察希望!?

 

朝、掃除中に来院されました。
秋が近づきだいぶ弱っていたのでしょう。
タイムの草むらに移動していただきました。

2022年8月16日火曜日

はなび

当院に来られている

紅葉くん、楓ちゃん、文ちゃん、はなびちゃん、みずきちゃんのお母さまが絵本作家デビューされました!

ちょっと切ないお話ですが、家族の愛がギューっと詰まった一冊です。

是非手にとってご覧ください。


はなび 八十田 恵子


2022年8月2日火曜日

夏季休診日のご案内

 8月13日(土)~15日(月)の間、

誠に勝手ながら休診とさせていただきます。

お薬、フードなどの注文は 8月9日(火)までにお願い致します。

お取り寄せに時間がかかることも考えられますので、
足りないものがないか今一度、確認をお願い致します。

2022年7月26日火曜日

かわいいわんこ1

 見た目は6歳!?、なんと現在14歳9ヶ月の美魔女のわんこです! 

実は1年前に腎不全を発症しクレアチニン5.7、尿素窒素88で死の淵を彷徨っていました。

今でもクレアチニンは2以上ですが、よく食べ元気に散歩し快適に日常を過ごしています。

毎日の自宅での点滴、投薬には家族の協力無くして成り立ちません。


家族愛の結晶です。


2022年7月12日火曜日

両側陰睾

  先週、両側陰睾摘出術を行ったわんちゃんが術後確認に来られました。

 当院では陰睾症例は必ず手術をお勧めしています。それは文献上だけでなく当院でも成熟した陰睾症例において過去高い確率で精巣の腫瘍化が起こっていたからです。

 このわんちゃんの場合、精巣が鼠径輪にきれいに嵌まり込んでおり開腹した上、腹腔内より指で押し出した所を切開し摘出しました。

 当院では抜糸を行わない縫合を行っていますので、特殊なガーゼをはがし術後の傷を確認するだけなのですが、毎回ここでやっとホッとし手術終了を心の中で宣言しております。


2022年6月2日木曜日

看板リニューアル!

 






 昨年末、強風吹き荒れた夜に看板が破損しました。なかなか制作に手間取りましたが、やっと新しい看板が出来上がりました。






2022年5月6日金曜日

もう直ぐ母の日

 K様よりカーネーションをいただきました!


5ヶ月近く、院内を華やかに飾ってくれたシクラメンと選手交代です。

カーネーションもフリルの花弁が重なりゴージャスな花ですが、すっきりとした端正な印象もあり、夏の気配を感じますね。

来院の際は、是非ご覧ください♪

K様、ありがとうございます。

2022年4月30日土曜日

レモンの花が咲きました!

 

昨年植えたレモンにやっと花が付きました。

2022年4月14日木曜日

ありがとうございました! CAPP募金

 毎年たくさんの募金を頂きありがとうございます。今年も多くのご支援をいただきました!

皆様の愛が、助けを必要としている方の元へ送られます。



我々のような小さな病院にしては、毎年かなりの金額を送らせて頂いている事はそれだけ愛に富んだ患者様に支えられている事と感動しております。

2022年4月13日水曜日

膀胱内結石、臍ヘルニア

 昨日、膀胱内結石摘出と臍ヘルニア整復を行いました。5kgのパピヨンの男の子でしたが、それなりに大きな結石3つを摘出しました。見た目は11歳には見えないですが、麻酔はジャクソンリース回路を用い、高齢犬対応で行っております。

臍ヘルニア

摘出したヘルニア輪

膀胱内結石、それぞれ約1.5cm大です。

結果はシュウ酸カルシウム87%、リン酸カルシウム13%でした。






2022年3月30日水曜日

令和4年度 狂犬病予防集合注射 屋内会場のご案内


 4月1日(金)より、令和4年度の狂犬病予防注射が始まります。

当院は、堺市の狂犬病予防集合注射【屋内会場】に指定されております。


  • 予約制ではありません。月曜日〜土曜日の次の時間内にご来院ください。

午前9時〜11時

午後4時30分〜6時

  • 事前に『狂犬病予防注射のお知らせ』に同封されている『問診票』に記入をお願いします。
  • リードの装着をお願いします。
  • 首輪が抜けないか、緩すぎないか(指が1〜2本入る程度)確認してください。
  • 事故防止のため、必ず犬を制御できる方がご同行ください。
  • 待合室の状況によっては、駐車場でお待ちいただく場合があります。
  • 状況を見ながら待合室か駐車場で接種いたします。
  • 当日の体調が悪い場合、注射できないことがあります。
  • お支払いは現金でお願いします。

堺市動物指導センターから送付されている『狂犬病予防注射のお知らせ』をよく読んで、ご来院ください。



2022年2月26日土曜日

ウクライナ

 

バンドゥーラ(Bundura)ウクライナの民族楽器
院長の趣味です、1985年キエフで購入しました。

2022年2月9日水曜日

ネットの活用

  一昨日、堺獣医師会主催のオンラインセミナーに参加しました。初めて製品化された犬脂肪組織由来間葉系幹細胞による脊髄損傷治療法です。


 当院がこの場所に移り、約20年になりますが当初よりインターネットを利用し医療情報をアップデートしてまいりました。


 娘が医学科に進学し1年が経ちますが、受験勉強ではネット情報をフル活用しました。まず溢れかえる受験ブログを読み漁り、有益な情報を篩に掛けるようにしてピックアップ、ただの石の中から宝石を見つけました。後は地道な努力とデータ分析で確実な合格へと進んでいきました。


 真に学校の進路指導部などは何の役にも立たないどころか、足を引っ張りかねない(先生からLINEしようなんて言われたそうです。)無様な状況でしたが、迷うことなく自宅でお金をかけずに効率よく学習できました。本人の努力は当たり前として、無駄な間違った徒労をさせずに済んだ事に今更ながら安堵しています。


 ただその上で敢えて、生で得られる情報の貴重さを再認識しています。ネットで見つけた宝石のような情報も、実際、本人とやり取りを重ねる事で伝授されたものです。


 20数年前、JAHAのセミナーによく参加していた頃は、朝から晩まで場合によっては3日間海外から来る第一線で診療にあたっている大学の先生達の話を必死になって書き取っていました。その中で今は埋もれてしまった貴重な情報も沢山あります。犬の腸コロナ感染症はパルボウイルスワクチンで発症を抑制できるなどはその一片にすぎませんが、あの当時感染症セミナーに参加していた人には常識でしょう。


 その人のひととなりは実際に会ってみないとわからないものですね。

 

2022年1月26日水曜日

子宮蓄膿症

 

 子宮蓄膿症は未避妊犬では悩ましい疾患です。色々な臨床症状を示し、典型例に当てはまらない症例もあります。先日手術を行った症例も病院では、比較的元気で陰部の腫れもない状態で来院されましたが結果は写真であるように子宮蓄膿症でした。
3kg台のトイプードルです

 猫でもまれにありますがやはり臨床症状だけでは確信を持てません。早期の卵巣子宮摘出には賛否両論ありますが、当院ではお勧めします。

2022年1月7日金曜日

肛門周囲線癌

 先月、肛門嚢の辺りが赤く腫れ出血していると来院されたワンちゃんがおられました。

去勢済みの男の子なので「もしや肛門嚢アポクリン腺癌では」と、術後の抗がん剤治療まで考慮しすぐに手術を行いました。


若干肛門括約筋を巻き込んでいましたが無事摘出

病理検査に送ります

病理検査の結果は「肛門周囲線癌」脈管浸潤もなく完全切除でした。
最悪の結果は免れ、ホッとしました。

術後約3週間です

もうすぐ14歳のチワワ男子ですが、今も元気に来院してくれています。


2022年1月5日水曜日

あけましておめでとうございます




明けましておめでとうございます。

1月5日(水)より、通常通りの診療が始まりました。

幸多き一年となりますようお祈りいたします。

本年もよろしくお願い申し上げます