昨日夜9時半より、北摂夜間動物病院にて行われた酪農大学腫瘍科教授 廉澤剛先生による「断脚術および義肢の応用」に参加してまいりました。
前半の1時間で前肢、後肢の断脚術の解剖、手技、義肢の装着する場合の断脚術や断指術などの具体的な説明を聞き、後半の1時間で実際の手術、術後の様子(特に義肢を装着した動物の様子)などを動画を見ながら講義を聞きました。
廉澤先生自身はできるだけ四肢を温存し、本来の解剖学的な機能を損なうことなく治療する事に心を砕かれているようで、義肢の装着もその考えの一環から編み出された方法です。
2016年5月22日日曜日
2016年5月13日金曜日
猫の破歯細胞性吸収病巣
以前、同じ病気で抜歯を行った猫ちゃんが、また痛がりだしたとの事で来院されました。
右上顎の第2前臼歯に病巣があります
歯をドリルバーで切断し、抜歯します
抜歯した穴を塞ぐように縫合して終了です
破歯細胞性吸収病巣は、いまだ原因がはっきりと判明していない病気ですが、発生すればそれに対して抜歯を行い、痛い問題点を除去することが、現在猫にとって最も良い結果だと思われます。
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