昨日夜8時半よりソフィア堺にて行われた堺市獣医師会主催「第2回症例検討会」に参加してまいりました。
ひがし動物病院の東良幸先生が「胃拡張・胃捻転症候群の症例」、おおひがし動物病院の大東勇介先生が「脾炎の犬の1例」を各々発表していただきました。
それぞれ忙しい時間を縫ってスライドを作成し準備が大変な作業だと思いますが、会員同士の医療情報をアップデートするにはとても良い機会です。
昨日も多くの先生が参加され、和気あいあいと質問や意見を交わして楽しい時間でした。
http://nakadeah.blogspot.com/
昨日夜8時半よりソフィア堺にて行われた堺市獣医師会主催「第2回症例検討会」に参加してまいりました。
ひがし動物病院の東良幸先生が「胃拡張・胃捻転症候群の症例」、おおひがし動物病院の大東勇介先生が「脾炎の犬の1例」を各々発表していただきました。
それぞれ忙しい時間を縫ってスライドを作成し準備が大変な作業だと思いますが、会員同士の医療情報をアップデートするにはとても良い機会です。
昨日も多くの先生が参加され、和気あいあいと質問や意見を交わして楽しい時間でした。
ここ最近シャーロックホームズを読み返しています。
角川文庫の新訳版全9巻という版ですが駒月雅子さんの訳がとてもわかりやすく、今まで抱いていたホームズとは印象が変わりました。
読み進めるうちに自分が診断を進めていく考え方と事件の解明法とが重なっていき自画自賛しそうになるのですが、なんのことはなく医師の間では有名な話だそうです。
論文にもなっていますので興味のある方はこちらへ。
当院は、箕面市に新しく開院した日本動物高度医療センター(JARMeC)大阪病院の連携病院です。
この病院長である柴崎哲先生は循環器の専門医であり当院でも大動脈弁狭窄症や僧帽弁閉鎖不全症の外科手術をお願いした事がある確かな知識と技術を持った獣医師です。
そして何よりも大学の同級生であります。
自分が相模原で修行中、相模臨床研究会に当時循環器の最高峰であった山根先生をお招きし講演頂いたことがあり、同伴していた柴崎先生と短い時間でしたがお互いの現況を話しました。その時も死に物狂いで勉強している柴崎先生と自分との落差に落ち込んでしまった記憶が蘇ります。
その後も初志貫徹、苦労は多かったと思いますが立派な病院長に就任されています。大学時代のエピソードもたくさんありますが、彼の事を知っているからこその連携であり、自信を持って紹介できる病院です。
昨日9月18日 午前10時〜午後3時、堺市・堺市獣医師会主宰「動物愛護フェア」が堺市動物指導センターにて開催されました。
一般の方から多数寄せられたペットの写真を表彰する、さかい動物愛護写真展。手形アート。聴診器を使った獣医さん体験。大阪府立農芸高等学校資源動物科ふれあい動物専攻の学生企画、ウサギ・モルモットのふれあい体験。譲渡動物展示。マイクロチップ装着(先着20頭、2000円/頭)。ペットの缶バッチ。獣医さんによるペットの無料健康相談。日本動物福祉協会さん展示。ペットのための生前対策。ゼノアック(日本全薬工業)さんの展示。慰霊碑献花。そして大阪府獣医師会の愛すべきマスコットキャラクターふじゅくんが暑い中、会場中に笑顔を振り撒いていました。
多くの堺市獣医師会の方々が仕事合間を縫って参加され、会場は和気藹々と楽しい時間でした。来年も皆様のご来場を心待ちにしております。
昨日夕方6時より、ヒルトン大阪で行われたロイヤルカナン ベテリナリーシンポジウム2023に夫婦で参加してまいりました。妻にとっては愛玩動物看護師になってから初めての、私にとっても久しぶりの対面セミナーなので楽しんできました。
講師も石田卓夫先生をはじめ第一線で活躍されている方々の最新の知見が聴け、とても役立つ勉強会でした。
下痢嘔吐は日常診療ではポピュラーな出来事ですが、逆に原因が多岐にわたり場合によっては二次診療病院にお願いしなくてはいけない症例も稀ですがあります。
ただ多くの場合、食事(口から摂取する物)が主たる原因であり、成長期の段階から健康な腸内環境を整えておく事は非常に重要であると感じます。実際当院で仔犬仔猫の段階より関わらせていただき、食事の指導を理解していただいている個体では成長してからの消化器系疾患の発生率は非常に低いと思います。
腸内環境を整える事で多くの病気の発生を抑えてしまい困るのは飼主側か獣医側か?深い闇が感じられる勉強会でもありました。