2024年5月17日金曜日

マンソン裂頭条虫

 お庭でリードを付けてお散歩する猫ちゃんなのですが、ハンターとしての本能は隠せません。




マンソン裂頭条虫卵

 マンソン裂頭条虫はイヌ、ネコ、キツネ、タヌキなどを終宿主とし、小腸に寄生しています。卵はそれらの動物から糞便とともに排出され、水中で孵化し、第 1 中間宿主であるケンミジンコ類に摂取されます。ケンミジンコの体内ではプロセルコイドまで発育し、これを摂取したカエルなどの両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類が第 2 中間宿主となり、これらを捕食するとマンソン裂頭条虫が小腸に寄生します。人にも感染しますので注意が必要です。

 お薬を体につける事で駆虫できますので、ハンターの皆様はしっかり防御してくださいね。


2024年5月8日水曜日

犬の子宮蓄膿症

  昨日ゴールデンウィーク明け予定していた子宮蓄膿症の手術を行いました。

 ゴールデンウィークのはざま日にフィラリア予防に来られただけだったのですが、去年より体重が減っていた事が何か引っ掛かり、中高年なので健康診断でもしてみましょうかと血液検査を行いました。

 しかし検査を始めると白血球が5万を超えていて急遽、子宮蓄膿症を疑う検査に入りほぼ確定できたので手術をする話しになりました。

 通常、緊急性の高い手術なのですが意外に本人が元気なのと、飼主様の仕事の都合からゴールデンウィーク明けに手術を行う事となりましたが、休明けまでヤキモキする気持ちで待ちました。


子宮蓄膿症

 事前に予防的措置をとっていたとはいえ、2.3kgのチワワからこれだけ大きくなった子宮を取り出すのには気を使いました。

 手術は無事終わり、そのまますぐに覚醒し家に連れて帰ってもらいました。

 翌日の再診でも何事もなく本当に良かったです。


2024年5月7日火曜日

哲学者の小径(フィロソファーズ・レーン)

 5月4日みどりの日、行こうと思っていてなかなか行けなかった場所に行ってきました。


 

哲学の道


進々堂 北白川店

 

 小松左京著「哲学者の小径(フィロソファーズ・レーン)」で青春の苦い1ページとして登場する場所です。

 高校生の頃、この作品を読み1度訪れてみたかった所でしたが偶然にも夢が実現しました。昭和初期パリのカルチェラタンの雰囲気を再現しようと誕生した店内は小説に登場する風景そのものです。この日は家族で12キロ以上歩きまわり、良い運動でした。