2022年1月26日水曜日

子宮蓄膿症

 

 子宮蓄膿症は未避妊犬では悩ましい疾患です。色々な臨床症状を示し、典型例に当てはまらない症例もあります。先日手術を行った症例も病院では、比較的元気で陰部の腫れもない状態で来院されましたが結果は写真であるように子宮蓄膿症でした。
3kg台のトイプードルです

 猫でもまれにありますがやはり臨床症状だけでは確信を持てません。早期の卵巣子宮摘出には賛否両論ありますが、当院ではお勧めします。

2022年1月7日金曜日

肛門周囲線癌

 先月、肛門嚢の辺りが赤く腫れ出血していると来院されたワンちゃんがおられました。

去勢済みの男の子なので「もしや肛門嚢アポクリン腺癌では」と、術後の抗がん剤治療まで考慮しすぐに手術を行いました。


若干肛門括約筋を巻き込んでいましたが無事摘出

病理検査に送ります

病理検査の結果は「肛門周囲線癌」脈管浸潤もなく完全切除でした。
最悪の結果は免れ、ホッとしました。

術後約3週間です

もうすぐ14歳のチワワ男子ですが、今も元気に来院してくれています。


2022年1月5日水曜日

あけましておめでとうございます




明けましておめでとうございます。

1月5日(水)より、通常通りの診療が始まりました。

幸多き一年となりますようお祈りいたします。

本年もよろしくお願い申し上げます