最新型の手術用生体モニターを導入いたしました。
今までの心電図、血圧、体温、呼吸数、酸素濃度、二酸化炭素濃度、麻酔濃度を測定する機能にプラスして、1回換気量を測定できるようになりました。これにより麻酔下で肺の状態を今まで以上に安心して監視する事が出来ます。
手術をお待ち頂いた患者様には御迷惑おかけしましたが、このモニターで無事に手術を終える事が出来ました。
2019年5月30日木曜日
2019年5月29日水曜日
胃切開
昨日夕方、3cmぐらいある人形の頭を飲み込んだみたいだと、小さなトイプードルが連れて来られました。いつも来られているワンちゃんなので、病院には慣れているのですが、さすがにこのときばかりは異常を感じ取って震えております。布製の異物ですのでバリウムを飲んでもらい、レントゲン撮影を行いました。
やはり胃の中に丸い物がありそうでしたので、まずは催吐処置をしてみましたが、なかなか戻してくれそうになく、再度レントゲンを確認するとほぼ間違いなさそうなので、開腹手術で取り出すことになりました。
よく、ワンちゃんが何か口にくわえているといった場面に遭遇する事があると思います。
そんな時は、慌てず、ゆっくりと、もっと美味しそうなものを見せてください。その見せる食べ物は、実際に食べさせるものでなくても良いですので、いかにもワンちゃんが興味を持つものにされると効果的です。
そうするとワンちゃんの習性として口を開けて咥えていた物を離してしまうことが多いです。その後ゆっくりと交換するかのように食べてはいけない物を取り上げて下さい。その後は決して声を上げることなく、何事もなかったかのように振舞って下さい。
ワンちゃんはどんな時も、飼い主の興味を引こうと必死です。そこで人が大げさに騒ぐと、もっとそれをやろうと思ってしまいます。出来るだけ静かに冷静に行動して下さい。
取り上げようと必死に追いかけると、逆にほとんどの場合飲み込んでしまいます。
2019年5月10日金曜日
尿道結石
先日、おしっこを絞り出すようにすると、わんちゃんが連れられて来ました。
追記 結石の成分は、シュウ酸カルシウム98%以上でした。
X線写真を見てみると、4つ尿道結石があります。
この時点で、自力排尿はできていたのですが、このままではいずれ閉塞してしまいますので、外科的に取り出す判断をいたしました。
まず尿道を陰嚢部より切開し、探子で探り会陰部に固着していた結石を取り出しました、次に膀胱に移動させた残りの3つの結石を膀胱切開し無事に取り出しました。
取り出した結石
結石は現在分析中ですので、成分については想像でしかありませんが、しかし原因の主役は食事であろうと思われます。雄雌関係なく結石は発生しますが、男の子は尿道が長い分、結石ができやすく、詰まりやすくなります。最善の予防は、できるだけ水分を摂取させ、しっかりバランスのとれたフードを食べさせることです。
2019年5月6日月曜日
ゴールデンウィークにおける診療日のご案内
4月から5月の大型連休の期間、下記の通り診療致します。
お薬、フードなどのお取り寄せに時間がかかる可能性が考えられます。
必要なものがございましたら、早めにご連絡いただきますよう、お願い申し上げます。
お薬、フードなどのお取り寄せに時間がかかる可能性が考えられます。
必要なものがございましたら、早めにご連絡いただきますよう、お願い申し上げます。
2019年4月25日木曜日
2019年4月6日土曜日
1から始める腎臓病のはなし5
昨日夜9時半より、北摂ベッツセンターセミナー室にて行われた宮川優一先生による腎臓病セミナーに参加してまいりました。
今回のテーマは「糸球体疾患とその治療」と題し、犬で多く見られる糸球体腎炎について詳しく講義いただきました。糸球体腎炎の早期発見から原因分類、治療など大学病院の診療で実際に遭遇した症例を例に挙げ、ご説明いただきました。
高血圧は、人でも大きな問題ですが、犬の腎臓病においても重要なファクターとなります。腎高血圧を緩和するため、RAS抑制薬の使用を積極的に用いる時代に入ってきました。
今回のテーマは「糸球体疾患とその治療」と題し、犬で多く見られる糸球体腎炎について詳しく講義いただきました。糸球体腎炎の早期発見から原因分類、治療など大学病院の診療で実際に遭遇した症例を例に挙げ、ご説明いただきました。
高血圧は、人でも大きな問題ですが、犬の腎臓病においても重要なファクターとなります。腎高血圧を緩和するため、RAS抑制薬の使用を積極的に用いる時代に入ってきました。
2019年3月23日土曜日
2019年3月9日土曜日
1から始める腎臓病にはなし4
昨日夜9時半より、北摂ベッツセンタービルにて行われた宮川優一先生による腎臓病セミナーに参加してまいりました。
今回は、慢性腎臓病の治療の基本②と題し、腎臓病に対して行われる薬物療法を主体に講義いただきました。今現在、国内で腎臓病薬として売られている動物薬は2つだけですが、この中で主流となっている RAS抑制薬の場合、使用基準としてタンパク尿の有無が重要になってくるようです。非常に効果を実感できる薬ですので、このあたりの基準がもっと動物で明確化されるとありがたいです。またもう1つの薬に関しては、察してくださいといった内容で言葉を濁されました。その他にもエリスロポエチン製剤の使い方、輸液両方、透析といった盛沢山な内容で、予定時間を大きくオーバーする熱気に満ちた勉強会でした。
今回は、慢性腎臓病の治療の基本②と題し、腎臓病に対して行われる薬物療法を主体に講義いただきました。今現在、国内で腎臓病薬として売られている動物薬は2つだけですが、この中で主流となっている RAS抑制薬の場合、使用基準としてタンパク尿の有無が重要になってくるようです。非常に効果を実感できる薬ですので、このあたりの基準がもっと動物で明確化されるとありがたいです。またもう1つの薬に関しては、察してくださいといった内容で言葉を濁されました。その他にもエリスロポエチン製剤の使い方、輸液両方、透析といった盛沢山な内容で、予定時間を大きくオーバーする熱気に満ちた勉強会でした。
2019年2月23日土曜日
1から始める腎臓病のはなし 3
昨日夜9時半より、北摂ベッツセンタービルにて行われた腎臓病セミナーに参加してまいりました。
今回は腎・泌尿器学シリーズ第3回、「慢性腎臓病の治療の基本①」をテーマに約2時間講義頂きました。
大学病院で宮川先生が実際に診られた症例の話の中に、腎不全を疑われて来られた症例が、実は違う問題によって症状を示しており食事管理のみで元気に回復した猫がいたのですが、やはり様々な観点から理論的に観察する必要性を痛感致しました。
その他、高リン血症、筋肉量、腸内環境の重要性をしっかりとお話しされていました。
猫に限らず犬も腎臓病がよく見受けられるようになってきましたが、いかにその子に合った治療を行い、その子自身を快適にできるかを目標としております。
今回は腎・泌尿器学シリーズ第3回、「慢性腎臓病の治療の基本①」をテーマに約2時間講義頂きました。
大学病院で宮川先生が実際に診られた症例の話の中に、腎不全を疑われて来られた症例が、実は違う問題によって症状を示しており食事管理のみで元気に回復した猫がいたのですが、やはり様々な観点から理論的に観察する必要性を痛感致しました。
その他、高リン血症、筋肉量、腸内環境の重要性をしっかりとお話しされていました。
猫に限らず犬も腎臓病がよく見受けられるようになってきましたが、いかにその子に合った治療を行い、その子自身を快適にできるかを目標としております。
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