2019年3月9日土曜日

1から始める腎臓病にはなし4

 昨日夜9時半より、北摂ベッツセンタービルにて行われた宮川優一先生による腎臓病セミナーに参加してまいりました。
 今回は、慢性腎臓病の治療の基本②と題し、腎臓病に対して行われる薬物療法を主体に講義いただきました。今現在、国内で腎臓病薬として売られている動物薬は2つだけですが、この中で主流となっている RAS抑制薬の場合、使用基準としてタンパク尿の有無が重要になってくるようです。非常に効果を実感できる薬ですので、このあたりの基準がもっと動物で明確化されるとありがたいです。またもう1つの薬に関しては、察してくださいといった内容で言葉を濁されました。その他にもエリスロポエチン製剤の使い方、輸液両方、透析といった盛沢山な内容で、予定時間を大きくオーバーする熱気に満ちた勉強会でした。