昨日夜9時よりJVBP主催で開催されている石田卓夫先生による大阪レクチャーシリーズ「臨床免疫学2」に参加してまいりました。
今回は主に皮膚病として見られる免疫に関連した疾患を講義されました。
この中で食物アレルギーで起こる腸上皮の異常が、本来アレルゲンではない食物にもアレルギー反応を起こしてしまい痒みがでてしまうので、腸上皮の異常が収まるまでの約6ヶ月は対症療法を併用しながら一度変更した食事はむやみに変更しないといった内容を話されておりました。
実際には食事を変更しアレルゲンとなる食物が入っていなければ痒みが収まってくる実感は感じられるものですが、皮膚の症状はすぐには治らない事が多いですので飼主様の満足を得られにくい病気ではあります。
その他にも猫の喘息、アトピー、好酸性肉芽腫、蚊刺過敏症、天疱瘡など盛り沢山な内容でした。