昨日夜9時よりJBVP主催で行われた、大阪レクチャーシリーズ『臨床腫瘍学』に参加してまいりました。
今回から始まった腫瘍学セミナーの講師は、四国動物医療センター 院長 入江充洋先生です。先生ご自身が急性骨髄性白血病を患われ、骨髄移植などの治療を経験されたことから、患者側の立場からの貴重な体験談も交えてお話し頂きました。
人は2人に1人はがんになり、男性の4人に1人、女性で6人に1人ががんで死亡します。犬や猫の世界でも寿命が伸び、事故や感染症で亡くなるのではなく、人と同じようにがんや慢性疾患で亡くなるようになってきました。
ただ動物医療と人の医療との間には、あまりにも高い壁があり現実に落胆する事も多々あります。今後の獣医医療の発展にどれだけ自分が役に立てるか分かりませんが、情熱を忘れずに努力していきたいと思います。