2012年7月27日金曜日

VRCグランドカンファレンス 「整形外科シリーズ」

昨日夜9時より、ネオベッツ主催で行われたVRCグランドカンファレンス「整形外科シリーズ~”コツ”とちょっとした器具だけで行う骨折治療」に参加してまいりました。
 今回はピンとスクリューといった基本的な器材を使い整復を行う、上腕骨外顆骨折と大腿骨遠位骨折についてカンファレンスが行われました。この骨折は成長期の犬ではよく遭遇する種類のものですが、うまく治癒させるためにはポイントを押さえなければいけません。手術手技そのものだけでなく、ケージレスト(ケージの中で安静にさせる)も非常に重要な要素で、そのための工夫も必要です。
 上腕骨顆骨化不全(IOHC)といった問題を抱えている犬種では、普通ではとても骨折しないだろうという状況で(例えば、室内で走り回って自分で壁にぶつかったなど)、折れてしまいます。コッカー、スプリンガー、ラブラドール、ミニピン、キャバリアなどが好発犬種となりますので注意してあげてください。
 戸次先生自身が経験された症例を、一人の臨床医の立場でお話いただいた内容はとても勉強になりました。