2013年10月2日水曜日

臨時休診のお知らせ



誠に勝手ながら、10月4日(金)午後~5日(土)は
だんじり祭のため休診とさせていただきます。

なお、10月6日(日)は日曜にあたりますので休診とさせていただいております。

10月4日(金)の午前中は、平常通り診察致しますが混雑する恐れがございます。
予めお時間に余裕をもってご来院ください。
また、だんじり祭の関係で当院周辺の道路にて交通規制がかかる可能性がございますので、ご来院・ご帰宅の際には十分ご注意ください。

ごはんやお薬のご注文は、お早めにご連絡くださいますようお願いいたします。

2013年9月27日金曜日

VRCグランドカンファレンス「神経病学シリーズ」

 昨日夜9時より、ネオベッツ主催で行われたカンファレンスに参加してまいりました。
今回は、“各論からせまる神経疾患” 脊髄疾患編② 〜椎間板ヘルニア以外の脊髄疾患〜という題材でVRセンターの王寺 隆先生が講演されました。
 最初に頚部に起こる脊髄疾患の代表として、環軸亜脱臼を挙げられ基本的な診断おレントゲン時の注意点、CT、MRI像による予後判定、外科的治療の術式と治療成績など、また手術における合併症については、先ほどのMRI像における予後判定で問題となる呼吸不全や喉頭麻痺について述べられました。第二部では尾側頸椎変形性脊髄症(ウォブラー症候群)について語られました。ドーベルマン、ワイマラナーといった犬種では後肢のふらつきが見られた時に、まず腰部椎間板ヘルニアを疑うより、頚部脊髄疾患を疑う方がよいといった事や、CT/MRIによる診断、治療法の選択について述べられました。最後に脊髄疾患を起こす腫瘍性病変、肉芽腫性髄膜脳脊髄炎についてお話しされ2時間にわたる充実した講演が終了しました。

2013年9月20日金曜日

Dr. 萩尾 心臓病学定期セミナー 第3回

 昨日夜9時半より、北摂夜間動物病院にて行われた宮崎大学 獣医外科学教授 萩尾 光美先生による心臓エコーのセミナーに、ツルノ獣医科病院副院長 鶴野 佳洋先生と参加してまいりました。
 今回はまず、院内でできる血流動態確認として、エアバブルを活用したコントラストエコーの活用について、そしてよくMモードで陥りやすい盲点、左房拡張の評価LA/Ao計測における計測部位による違い、ドプラ法利用時における注意事項などを2時間のセミナーをフルにお話されました。
 日頃の診療で、特に猫の心エコーは術前検査としてルーチンに行っておりますが、今まで以上に注意して行うポイントを確認させていただいたセミナーでした。

2013年8月26日月曜日

皮膚病セミナー

 一昨日、土曜日夜9時半より葉月会主催で行われた、元東京農工大学の岩崎 利郎先生による皮膚病セミナーに参加してまいりました。
 今回は2ndシーズン最後のセミナーで脂漏症、肉芽腫性脂腺炎、肝・皮膚症候群、エーラス・ダンロス症候群について2時間たっぷりと講義いただきました。脂漏症とは読んで字のごとく油が普通以上に多く漏れ出て、皮膚が油っぽい状態です。アトピー性皮膚炎を持つ症例では、アポクリン汗腺の働きが活発になりますので皮膚が濡れた状態になっている場合があります。コッカースパニエルやシーズーなどは本態性脂漏症である場合が多いので、皮膚ケアを特に、外耳炎の症状が強くでるので耳の洗浄を根気強く続ける必要があります。
 皮膚を専門で診てこられた先生の経験に基づいたお話は、臨床家である私達には非常に分かりやすく勉強になりました。

2013年8月23日金曜日

VRCグランドカンファレンス 「眼科学シリーズ」

 昨日夜9時より、ネオベッツ主催で行われた眼科学カンファレンス「白内障ってどうしたらいい」に参加してまいりました。
 今回も眼科専門医 小山 博美先生が白内障について、基礎的な事から実際の治療までお話くださいました。
 白内障の原因の中で最も多くを占めるのが、遺伝です。これは純血種自体が白内障の遺伝を持ちやすいからで、プードル、チワワ、ダックス、ポメラニアン、ヨークシャーテリア、柴犬、シーズー、マルチーズ、フレンチブル、ミニチュアシュナウザーなど飼育頭数上位に挙る犬種はすべて発症するリスクを持っています。
 治療の原則は外科的な水晶体の摘出です。現在は超音波乳化吸引術という方法で水晶体内容物を取り除き、人工レンズを挿入するのが一般的です。ただ手術の適応かどうかは、専門医の判断が必要となります。
 よく皆さんが白内障と思われ来院され、診させて頂くと核硬化症という老化現象だったという事があります。この核硬化症というのは、一見、眼が白く濁って見えるのですが、視覚に問題ない場合が多いです。ただ一見同じように見えますので、まずは病院にいらしてください。

2013年7月15日月曜日

2013年 8月夏期休暇のお知らせ

2013年8月14日(水)〜16日(金)は、
勝手ながら、休診とさせていただきます。
8月12日(月)、13日(火)、17日(土)は平常通り診療いたします。








また、業者の夏期休暇の関係により、フード等の注文品をご用意に時間がかかる場合がございます。

ごはん、お薬などのご注文がございましたら、恐れ入りますがお早めに御連絡頂きますよう、お願いいたします。



2013年6月28日金曜日

VRCグランドカンファレンス 「腫瘍学シリーズ」

 昨日夜9時よりネオベッツ主催で行われた、カンファレンス「腫瘍学シリーズ」に参加してまいりました。今回は消化管腫瘍と題し、ネオベッツVRセンター腫瘍専門医 田戸先生が経験された、口(舌)〜肛門までに発生する様々な腫瘍を、2時間みっちりお話いただきました。
 嘔吐、吐出、体重減少や下痢、下血など症状から病変の部位を判断し、X-Ray、エコー、CT、MRI、内視鏡など画像診断に進みます。舌の扁平上皮癌、胃の腺癌、リンパ腫、空回腸の腸腺癌、消化管間細胞腫瘍、直腸の直腸腺癌など様々な症例を示し説明されました。その中でも、田戸先生自身が痛い目に会った症例についてお話頂いた事は、非常に勉強になり、今後の診療の中でも役に立つことと思います。

2013年6月24日月曜日

WJVF 第4回大会

 6月22日、23日の2日間、ホテルニューオータニ大阪で開催されたJAHA (日本動物病院福祉協会)とJBVP (日本臨床獣医学フォーラム)の合同学会WJVF (West Japan Veterinary Forum)に参加してまいりました。
 22日は看護師の福原のみ、23日は私と福原の二人で出席しましたが、会場は多くの先生や看護師、学生であふれていました。この学会は複数の会場で同時に様々なセミナーが開催され、朝の9時から夕方6時までみっちりと勉強ができるようになっています。
 セミナーだけでなく協賛企業の展示会もあり、普段はゆっくりお話の出来ない事や、まだ発表されていない新製品の情報が聞けたりと、休憩時間も休む暇がないほど充実した学会でした。

2013年6月14日金曜日

歯科学セミナー

 昨日夜9時より行われた、歯科学セミナー「口腔外科の基礎と口腔内腫瘍の概要」に参加してまいりました。講師は歯科を専門で診られている戸田 功先生です。
 今回のテーマのとおり、一般的によく行われる歯科治療より一歩踏み込んだ外科を主体とした内容でした。特に下顎骨の骨折は、たまに我々も遭遇するものではありますが、整形外科という立場からのアプローチと歯科学からのアプローチでこれだけ差があることに少し感動を覚えるほどでした。
 口の中はなかなか普段から見づらい場所であるため見過ごしがちになってしまいます。またしっかり診るためには、麻酔処置が必要となるため踏み出しにくい治療になってしまいますが、大事になる前にしっかりと対処する必要があります。

2013年6月1日土曜日

潜在精巣

 潜在精巣(睾丸)とは、本来の位置である陰嚢に精巣が下りていないもので、わんちゃんでは約10%ほどの確立で見られます。ねこちゃんでは比較的珍しく、品種的ではペルシャに多いと言われております。
 潜在精巣は、遺伝性であるため繁殖には不適合です。またその子自身も精巣が腫瘍化しやすいため早期に摘出することが勧められます。
 しかしここで厄介な事が、あるはずの精巣がなかったり、まだ分化途中で精巣が1つの形に形成されておらず取残してしまったり、想定外の場所にあったりする事があります。
 これらのリスクを回避するのに、最も有効なものがCT検査です。万が一を想定する事が、後悔をなくす最良の手段といえるでしょう。
 先日来られたねこちゃんですが、左側の潜在精巣でした。オーナー様も知らなかったとのことです。
 たまたま同時期に来られたねこちゃんで、同じ位置で潜在精巣があった事がありましたので注意深く探っていくと鼠径部にありました。


正常な精巣と比べて小さい方が潜在精巣です。