2011年4月15日金曜日

しつけ方教室

4月4日(月) 安国宣子先生による、しつけ方教室が院内にて行われました。
今回は、カウンセリングを終えての1回目の実践教室でした。

ご参加頂いたのはチワワのゆずちゃんと飼い主様です。
カウンセリングの様子については、こちらをご覧下さい。



しつけ方教室は個人レッスンです。
レッスンの内容は飼い主様のお悩みに合わせて行われます。

安国先生のしつけ方教室は、「飼い主様にわんちゃんの習性や行動をよくご理解していただくこと」 そして、インストラクターがわんちゃんをしつけていくのではなく、「飼い主様にわんちゃんの『しつけ方』を学んでいただくこと」を目的とされています。
また、お教室は個人レッスンですので、他の人やわんちゃんが苦手な子も気兼ねなくご参加いただけると思います。

しつけ方教室については、安国先生のご自宅、または当院での出張教室にてご参加可能です。
しつけに関するカウンセリング・しつけ方教室にご興味のある方、参加をご希望の方は当院までお問い合わせください。

なかで動物病院 (072-271-7225)

2011年4月7日木曜日

しつけ方のカウンセリング

3月14日(月) 安国宣子先生による、しつけ方教室の初回カウンセリングが院内にて行われました。
しつけ方教室については、安国先生のご自宅、または当院での出張教室にてご参加可能です。


今回ご参加いただいているのは、チワワのゆずちゃんの飼い主様で、
・食べているものに唸る
・大型犬に向かって吠えていく
・ペットシーツの上で排泄ができない
などについてのご相談をされていました。

しつけ方教室は、初回はカウンセリング(わんちゃんの同伴はなし)、二回目以降はわんちゃんと一緒に参加していただく実習で構成されております。
実習は、必要に応じた内容・回数をご相談させていただいた上でお教室の予定を立てさせていただいております。
飼い主様のご希望により、カウンセリングのみのご参加も対応していただけます。

今回は、わんちゃんの様子を見せていただいた方がいいとの安国先生のご判断で、わんちゃんも一緒にご来院いただきました。そして、当初はカウンセリングのみのご希望でしたが、安国先生とお話をされた後二回目以降の実習も参加されることになりました。

安国先生しつけ方教室は、「飼い主様にわんちゃんの習性や行動をよくご理解していただくこと」、そして、インストラクターがわんちゃんをしつけていくのではなく「飼い主様にわんちゃんの『しつけ方』を学んでいただくこと」を目的とされています。
また、お教室は個人レッスンですので、他の人やわんちゃんが苦手な場合も気兼ねなくご参加いただけると思います♪

しつけに関するカウンセリング・しつけ方教室にご興味のある方、参加をご希望の方は当院までお問い合わせください。

なかで動物病院(072-271-7225)

2011年3月28日月曜日

VRCグランドカンファレンス ~腫瘍学セミナー

 3月24日(木)夜9時よりネオベッツ主催のカンファレンス「化学療法~匙を投げずにサジ加減」に参加してまいりました。化学療法の基本的な知識からその臨機応変な使い方、(いわゆるサジ加減!)についてネオベッツVRセンターの田戸 雅樹先生にお話していただきました。
腫瘍病変に対して行う治療の中で、最も多く行われる処置は外科であり、なおかつ腫瘍細胞を減らすのに最も効果的な処置です。
しかし、血液の癌など特定の場所に限定されない種類のものでは、抗癌剤が最も有効な手段となります。
抗癌剤を使った治療の中で、一番大事なことは副作用で動物を苦しめない事ですが、逆に副作用さえ出なければ、型にはまった四角四面の治療をするのではなく、臨機応変にその子の体と相談しながら、使える可能性のある薬剤はすべて使いチャレンジしていく方が、良い結果が出ているようです。
今回のセミナーで、基本的なルールは守りながらも、その動物の苦しみを軽くする為にあらゆる可能性を試していく柔軟性が必要だと感じました。

2011年3月18日金曜日

即戦力眼科学シリーズ ~臨床兆候からアプローチ~

 一昨日、夜9時半より北摂夜間救急動物病院にて行われた、ファーブル動物病院眼科 山下 真先生による眼科セミナーにツルノ獣医科病院副院長 鶴野 佳洋先生の御厚意で参加してまいりました。
まずはじめに、東日本大震災により被災された方々への黙祷を行い、皆が様々な気持ちを心に勉強会が始められました。
今回のセミナーは「濁った眼」という副題がついたシリーズの第1回目で、眼の濁りが見られた時における、角膜疾患ついて細かく話しをしていただきました。
ボストンテリアに見られる内皮ジストロフィー、猫で見られる原因不明の急性水泡性角膜症、キャバリアに多い瞬目不全、ダックスに見られる点状角膜炎、その他多くの疾患について内容の濃いセミナーでした。
我々一般診療医は専門医と違い、高度な診断器具を持つ限界がありますが、少しの工夫で診断に役立つ方法なども教えていただきました。これらの知識を日々の診療に役立てていきたいと思います。

2011年3月9日水曜日

高齢期疾患の早期発見と各病期の戦略-エビデンスに基づく慢性腎臓病の治療-

3月6日(日)、ヒルトン大阪で行われた、日本ヒルズ・コルゲート株式会社主催の春のヒルズ学術講演会2011「高齢期疾患の早期発見と各病期の戦略-エビデンスに基づく慢性腎臓病の治療-」に参加してまいりました。
講師はカリフォルニア大学サンディエゴ獣医療センターの腎泌尿器学と血液透析サービスのコーディネーターをされているDr.Sheri Rossで、腎臓や泌尿器に関する研究を多くされている方です。

今回のセミナーのテーマである慢性腎臓病は、中高齢の犬・猫でよくみられる病気の一つです。
犬・猫の慢性腎臓病を4つの段階に分け、その段階に合わせた治療をしていくことで病気の管理を行う、という診療ガイドラインのもとに講演が進められました。

慢性腎臓病において重要なのは、初期の段階で病気を発見することです。
定期的に健康診断として行った血液検査で発見されることも少なくありません。
早めに治療を始めれば、病気自体を完治させることは出来なくとも進行を遅らせること、生活の質を維持してあげることは可能です。

また慢性腎臓病において食事管理は大変重要です。
初期の段階から腎臓病に対応した療法食を食べさせることで、一般食を食べている個体よりも生存期間が長くなり、かつ慢性腎臓病の進行も遅らせることが出来るなどのデータも挙げられていました。
慢性腎臓病が進行し、食欲がなく自分で食べることが出来ない場合は、食道に栄養補給用のチューブを設置し、そこから流動食を摂らせることで、栄養不良および脱水を改善するという処置を推奨されていました。

・最近、少しずつ痩せてきた気がする
・以前より水を頻繁に飲んでいる
・おしっこの回数が増えた
・食欲が落ちたような感じがする
・毛がぼそぼそしている、毛並みが悪くなった

そのようなことはありませんか?
もしかすると、それは加齢による変化だけではなく慢性腎臓病の症状として現れているものかもしれません。
当院では、普段から定期的な受診および検査を推奨しております。
上記項目に思い当たることがある場合は早めに動物病院での受診をお勧めいたします。

2011年3月7日月曜日

実践 麻酔・疼痛管理

 昨日午後2時より大阪市内で行われた、北尾 貴史先生による麻酔セミナーに参加してまいりました。
北尾先生は日本の獣医師免許を修得された後、オクラホマ州立大学獣医学部に入られアメリカの獣医師免許も修得され、麻酔科レジデントとしてアメリカの学生の教育を行ったという経歴の方です。
今回のセミナーでは体重別の麻酔回路の使いわけ、幼齢動物の麻酔、短頭腫の麻酔、帝王切開時の麻酔、腎疾患の麻酔など実践的でかつアカデミックな内容のセミナーでした。
セミナー内でも頻繁に言われていた事ですが、痛みをコントロールすることが麻酔薬の減薬につながり、結果的に麻酔の安全性を上げることとなります。

2011年2月28日月曜日

高脂血症の実態と診断および治療法の実際

昨日、朝10時より行われた、日本獣医生命科学大学 獣医内科学 講師 水谷 尚先生による「高脂血症」についてのセミナーに参加してまいりました。
いままで犬においては、高脂血症によって動脈硬化は起こらないというのが通説になっておりましたが、人に較べれて少ないとはいえ、ある条件さえ整えば発生することが判ってきました。また最近、当院でも治療する機会の増えた甲状腺機能低下症の症例では、アテノローム性動脈硬化が起こるというデータもあるそうです。
糖尿病、甲状腺機能低下症や副腎皮質機能亢進症といった基礎疾患をもたない原発性高脂血症は、ミニチュアシュナウザー、シーズー、シェルティーなどの犬種に発生し、多くが先天性疾患です。
基礎疾患のない高脂血症だということが判った場合は、リポ蛋白質プロファイルを行い、その高脂血症のタイプにより治療法を決定していきます。
現在使われている薬はスタチン系、フィブラート系に大きく分けられますが、そのタイプにより食事療法、EPA、ビタミンなども使い治療していきます。
今回のセミナーは獣医師として、「目からウロコ」といった衝撃を受けました。人の医療では耳にたこができるほど言われているメタボリックシンドロームが、これから先獣医領域でも当り前のように言われる時代になるのかもしれません。

2011年2月25日金曜日

VRCグランドカンファレンス ~整形外科学セミナー

 昨日夜9時よりネオベッツ主催で行われた、戸次辰郎先生による「ピンニングと創外固定法の基礎」のカンファレンスに参加してまいりました。
今回は基本的な事柄から、ちょっとしたコツといったものまで、貴重なアドバイス豊富な内容でした。
クロスピンに関しては挿入の順番の重要性、また大腿骨遠位端骨折でのピンの設置位置など多くの症例をこなされてきた戸次先生ならではの意見を聞かせていただきました。
創外固定法については、整形外科が少ない本院でも比較的多く行う方法なのですが、正確な位置決めなどでは、やはりCアームでの透視下で確認を行うほうが確実なようです。高度な技術には高価な器材が必要なのだとあらためて感じさせられます。
骨折の整復は一筋縄ではいかない事が多いとよく感じますが、いかに基本に忠実に、かつ、生体のメカニズムに沿った治療を進めるかが、早い治癒に繋がるという事を再確認させていただきました。

2011年2月3日木曜日

ホームドクターのための慢性腎不全の診断と治療

 昨日夜9時半より北摂夜間救急動物病院にて行われたモノリス主催のセミナーにスタッフ全員で参加してまいりました。今回はクワハラ動物病院 院長 桑原康人先生に慢性腎不全の診断と治療というテーマでお話を聞かせていただきました。
慢性腎不全になる原因の中にペルシャの多発性嚢胞腎、アビシニアンのアミロイドーシス、アメリカンショートヘアーの腎異型性、バセンジーのFanconi症候群など種に特異的な疾患がありますので注意して診断を進めなければなりません。
しかし上記のような原因は慢性腎不全の中でも少数派であり感染性、腫瘍性など原因が特定できるもの以外のものの方が多いのが現状です。ただし原因が特定できない慢性腎不全の治療に違いはないため速やかに治療を進めていく事となります。
治療の評価としてはCRE、BUN、リン、PCV、UPC(尿蛋白/クレアチニン比)が重要な予後因子であり、また治療においては自宅での補液療法、ACE阻害薬の有用性、貧血時におけるエリスロポエチンの重要性などをお話していただきました。
近年、動物の高齢化が進んでいく中、慢性腎不全は特に日常的に見られる病気です。お家のわんちゃんやねこちゃんを見て、すこしでも痩せてきた様子があれば、できるだけ早めに病院に連れて行ってあげてください。

2011年1月28日金曜日

VRCグランドカンファレンス ~腫瘍学セミナー2

 昨日夜9時よりネオベッツ主催で行われた、田戸雅樹先生よる「腫瘍内科学」のカンファレンスに参加してまいりました。

今回のセミナーでは腫瘍を内科の側面からどのように治療していくかについて、専門的なお話を聞かせていただきました。
腫瘍そのものに対する治療だけでなく、腫瘍随伴症候群で起こるさまざまな症状(癌性悪液質、DIC、高Ca血症、低血糖、肥大性骨症、重症筋無力症、赤血球増加/貧血、白血球増加/減少、血小板増加/減少)をいかにコントロールし、その動物の日々のクオリティをあげていくかが重要となります。

高齢の動物が増えている現在、腫瘍は私たちの診療の中でも日常的に遭遇する疾患です。いかに早期にかつ正しい診断ができるかが重要なのですが、人と違いあらゆる面で困難な状況があります。
そのような中で単純なのですが有効だと思えることは、飼主様が日頃からその動物を観察しいち早く異変に気付いていただく事だと思います。
腫瘍によっては根治できるものもあれば、共存していかなければならないものもあります。どれだけその動物が幸せな時間を持てるのか、私たちも少しでもお役にたてるよう頑張ります。

セミナー風景です