2011年1月6日木曜日

体に良い?こんな食事あんな食事

待合に食事に関するポスターを新しく掲示いたしました!


体に良いと思われがちなあんな食事、本当に体に良いのでしょうか?
喜んで食べているそのおやつ、実は病気への第一歩につながっているのでは?

ご来院の際は、是非チェックして下さい♪

2010年12月10日金曜日

即戦力眼科学シリーズ 2

一昨日夜9時半より北摂夜間救急動物病院にて行われた、ファーブル動物病院眼科 山下 真先生による眼科学セミナー「左右"不対称"になる眼科疾患」に、ツルノ獣医科病院副院長 鶴野佳洋先生の御厚意で参加してまいりました。
眼科は日常の診療の中で比較的多く見させていただく領域ですが、また同時に専門医に委ねる事も多い科でもあります。
今回のセミナーは小眼球症、眼球癆、ホルネル症候群から始まり点眼薬の使用上の注意点、先天性疾患である瞳孔膜遺残、虹彩癒着、虹彩萎縮、虹彩嚢胞や、ブドウ膜炎診断治療など盛り沢山な内容でした。トピックス的な要素として、若齢のトイプードルで多い水晶体誘発性ブドウ膜炎についての新しい情報も教えていただきました。
白内障の手術などは、解剖学的な違いから人の手術よりも格段に難しく、また術後の管理においても人のように云う事を聞いてくれる訳ではないのでなかなか敷居の高い治療だと思います。しかし家族として共に暮らす動物の、生活の質を上げてあげる為には必要な治療だと言えるでしょう。

2010年12月7日火曜日

どうしていますか?フードの保存

新しく待合にポスターを掲示致しました!


意外と知らない、正しいフードの保存方法。
この機会に、一度フードの保存方法を見直してみませんか?

ご来院の際は是非チェックしてみてくださいね♪

2010年12月4日土曜日

周術期疼痛管理計画

 昨日夜9時半より北摂夜間救急動物病院にて行われた、岐阜大学客員准教授で麻酔・疼痛管理アドバイザーの今井彩子先生による麻酔管理セミナー「周術期疼痛管理計画」にスタッフ全員で参加してまいりました。
今回はテーマのとおり、手術時の痛みのコントロールをいかにうまく行うかについて様々なパターンでお話いただきました。
まだまだ痛みについては医学の世界でも解明されていない部分が多いのですが、オピオイドやケタミン、NSAIDsなどを、その手術の侵襲度合や時間により使い分けたり、鎮静薬と組合わせて痛みの情動的側面からも軽減していく方法を紹介されていました。
動物は人と違い言葉では表現できませんので、私達の方から想像し薬を選択していく難しさがあります。しかし、当院でもそうですが鎮痛を念頭において手術を行った場合の回復度合いは明らかに優れています。
まだまだこの分野は発展する余地が残っていると思われますので、これからも努力してまいります。

2010年12月2日木曜日

今年も・・・

早いもので、残すところ1ヶ月をきりました。
クリスマスも近づいてまいりましたので、クリスマスの装飾を出しました!


院内のマスコットも冬支度をしました♪


今年の寒さは厳しくなるそうです。
しっかりと寒さ対策をして、体調を崩さないようにご注意下さい!

2010年12月1日水曜日

年末年始 休診日のお知らせ

2010年12月31日(金)~2011年1月3日(月)は、
休診とさせていただきます。
12月30日(木)までは通常どおり診察致しております。


また年末年始は、ご注文いただいた商品をすぐにご用意できない場合がございます。
フード等のご注文がございましたら、12月15日(水)頃までご注文くださいますよう、よろしくお願い致します。



2010年11月4日木曜日

皮膚炎の管理 健康な皮膚のバリア機能

 10月26日(火) 日本ヒルズ・コルゲート株式会社主催「皮膚炎の管理 健康な皮膚のバリア機能」にスタッフ全員で参加してまいりました。
体を覆う皮膚のバリア機能と脂肪酸の関わりなどについて、マーク・モーリス研究所のDr.Todd Towellにご講演いただきました。

皮膚は体の中で最も面積の広い臓器です。
表皮・真皮・皮下(脂肪層)の3層からなっており、病原体から体を守ったり、体からの水分の蒸発を調節する役割があります。
また、表皮は積み上げたレンガのような構造をしており、約3週間ほどでターンオーバーしています。

この皮膚のバリア機能の変化から、炎症が起こる・水分が失われる・病原菌やアレルゲンが侵入するといった様々な症状が起こってきます。

皮膚疾患の治療では、この皮膚のバリア機能に深く関係している脂肪酸(ω-3脂肪酸、ω-6脂肪酸)を補充することが重要だといわれています。
これらのバランスを整え補充することで、皮膚のバリア機能を改善するとともに炎症を抑えることが出来ます。

また、食事が皮膚に与える影響は大きく、食事を変更するだけでも皮膚疾患の改善がみられることも多いようです。
皮膚疾患で来院された場合は、問診時に食事の内容をお聞きしますので、来院前に現在与えているフードやおやつなどの名前、そのほかに何か与えているものがあればご確認下さい。
症状によっては薬剤を投与していただいたり、シャンプーで物理的に皮膚を清潔に保つことも重要です。

皮膚に異常が見られる場合は、一度病院までご来院下さい。

2010年10月29日金曜日

動物の不安と問題行動について

 10月17日(日) インターベット主催「インターベット動物行動学セミナー 動物の不安と問題行動について」にスタッフ全員で参加してまいりました。
問題行動の中でも不安が原因となるものをテーマに、北里大学 獣医学部 動物資源化学科 動物行動学研究室入交眞巳先生にご講演いただきました。

飼い主様がお困りになっている動物の行動の中には、不安が原因となって起こるものがあります。
例えば飼い主様と離れることが出来ない(分離不安症)、ある動作をずっと繰り返し行う(常同行動)、雷や花火に対する恐怖症などが挙げられます。

不安障害の治療には、動物の周りにある環境を整えることや行動療法、また薬物療法などを症状に合わせ単独、または組み合わせて行います。

不安の原因が生活する中で学習したものではなく、神経伝達物質などの異常がある場合では、環境を整えたり行動療法を行うだけでは治療出来ないことがあります。
そのような場合には、より積極的に抗うつ剤、抗不安剤などを使用した薬物療法が薦められます。

VRCグランドカンファレンス~腫瘍学セミナー1

 昨日夜9時よりネオベッツ主催で行われた「腫瘍の生検」についてのカンファレンスに参加してまいりました。
臨床の現場で、腫瘍が疑われる症例にもっともよく行うのがこの生検(特に針生検)なのですが、これをいかに的確な治療に結び付けていくかが難しいところです。
今回は日頃二次診療をされている専門医の先生方の意見を交換しあう勉強会だったのですが、やはりその専門性に基づいた鋭い意見や、私達一次診療医が見落としがちな盲点を指摘されていました。
細胞診は現場ですぐに情報が得られる重要な検査なのですが、検査の為の検査になってしまわないように、それを行う事によって得られる結果の予測を立て、慎重にかつ手間を惜しまず行えたらと思います。

2010年10月24日日曜日

第5回 骨肉腫の治療方針

昨日夜9時半より北摂夜間救急動物病院にて行われた酪農学園大学付属動物病院伴侶動物医療部門腫瘍科・教授・廉澤 剛先生による腫瘍学セミナーに参加してまいりました。
今回は骨肉腫の治療についてのお話で、主に前肢、後肢、さらに骨盤を含めた断脚術、肋骨の骨肉腫に対する胸壁切除術、またできるだけ機能を温存する為の肩甲骨のみの切除やコロラド州立大学で行われている同種骨移植と同時に局所化学療法を行う患肢温存療法といった新しい治療法も紹介いただきました。その他にも痛みのコントロールとして肺転移巣による肺性肥大性骨症を抑える為の肺葉切除や、放射線療法、骨粗鬆症や高Ca血症の治療薬ビスホスホネートの使用についてなど盛りだくさんのセミナーでした。
骨肉腫は日常それほど目にするものではありませんが、多くの場合病期が進んでから見つかる事が多いです。常日頃早期発見に努力する必要性を感じる病気です。