2010年10月29日金曜日

VRCグランドカンファレンス~腫瘍学セミナー1

 昨日夜9時よりネオベッツ主催で行われた「腫瘍の生検」についてのカンファレンスに参加してまいりました。
臨床の現場で、腫瘍が疑われる症例にもっともよく行うのがこの生検(特に針生検)なのですが、これをいかに的確な治療に結び付けていくかが難しいところです。
今回は日頃二次診療をされている専門医の先生方の意見を交換しあう勉強会だったのですが、やはりその専門性に基づいた鋭い意見や、私達一次診療医が見落としがちな盲点を指摘されていました。
細胞診は現場ですぐに情報が得られる重要な検査なのですが、検査の為の検査になってしまわないように、それを行う事によって得られる結果の予測を立て、慎重にかつ手間を惜しまず行えたらと思います。