今回はVRセンター腫瘍専門医 田戸 雅樹先生と大阪府立大学獣医臨床センター外科 秋吉 秀保先生の合同カンファレンスです。まず田戸先生より口腔内に発生する腫瘍についての基本的な解説があり、次に実際にVRセンターで行われている診断および外科的手技についてお話いただきました。口腔内に発生する悪性腫瘍の場合、多くが骨に浸潤しているため、下顎骨や上顎骨の切除を伴った外科手術になります。
秋吉先生からは外科手術とそれに伴った放射線療法について現在、大阪府立大学で行われている症例をお話しいただきました。
口腔内に発生する悪性腫瘍は、犬のすべての悪性腫瘍の内の6%を占めると言われており、実際に我々の病院でもよく遭遇する疾患です。人と異なり口の中をよく見る機会は少ないのですが、常日頃観察する事によって小さな異常の段階で発見できる事が望ましいです。
秋吉先生からは外科手術とそれに伴った放射線療法について現在、大阪府立大学で行われている症例をお話しいただきました。
口腔内に発生する悪性腫瘍は、犬のすべての悪性腫瘍の内の6%を占めると言われており、実際に我々の病院でもよく遭遇する疾患です。人と異なり口の中をよく見る機会は少ないのですが、常日頃観察する事によって小さな異常の段階で発見できる事が望ましいです。