僧帽弁閉鎖不全症は犬では、非常にポピュラーな病気です。今では、弁形成術など外科的なアプローチをある程度、一般的に行えるようにまでなってきてはいますが、やはり治療の主体は内科的な薬物療法です。そのなかでもピモペンダンの使用方法は近年目覚ましい発展を遂げております。2016年に発表された症例数過去最大の大規模な二重盲検試験 EPIC Studyにより、その使用時期はステージB2の段階にまで進みました。これにより、肺水腫の発生を遅らせ、生活の質を高め、快適な時間を長く過ごさせることができるでしょう。
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