昨日夜9時より、ネオベッツ主催で行われたVRCグランドカンファレンスに参加してまいりました。
今回のテーマは「胃疾患のはなし」と題し、VRセンターの進 学之先生が胃の解剖学から胃の外科までお話いただきました。
基本的にまずいきなり外科を選択するのではなく、どうしても外科でしか対応できない疾患であることを徹底的に検討し行う姿勢に徹する姿勢が印象的でした。
血液ガスの重要性、胃切開縫合術のポイント、幽門形成術、幽門側胃切除術(特に獣医領域で行われるBillroth Ⅰ法)での胃の露出法のテクニックなど2時間が短く感じられる内容でした。また最後に進先生が実際に経験された、非常に診断が難しかった症例についてお話しされ非常に勉強になりました。