2010年2月19日金曜日

肝臓を読む! その1

昨日夜9時半より北摂夜間救急動物病院にて行われた平田雅彦先生による「肝疾患における血液化学検査と細胞診」にツルノ獣医科病院の副院長鶴野佳洋先生の御厚意で参加してまいりました。
 肝臓はよく血液生化学検査で安易な解釈をされがちな臓器ではありますが、その病態を把握するために何が必要な項目なのか、また時間と共に変化するその動き方を正しく理解し、X線検査、エコー検査、生検と照らし合わせながらより正確な診断を下すにはどういう注意をしなければいけないのかなど臨床の現場で非常に役立つ有意義な講義をしていただきました。
 最後に平田先生が言われていた事で、私たちが日頃行っているスクリーニング検査の意義、特に健康な時のその子の正常値を知っておく重要性を再度確認させていただきました。今後も最新の情報をアップデートしていきたいと思っております。