昨日、朝10時より大阪府立大学 i-siteなんばにて行われた、「トイ犬種における橈尺骨骨折の治療〜匠が伝授する手術のコツとピットフォール」と題した日本獣医麻酔外科学会 第2回近畿地区講習会に参加してまいりました。夕方4時からは大阪府立大学の大橋文人先生の退職記念講演「獣医における軟部組織外科の過去・未来」も行われ、充実した1日となりました。
講習会の内容としては、現在主に紹介症例を診察される近畿地区の整形外科の名医たちが、各々、理論的かつ臨床的に、いかにその症例に良い結果をもたらすかを語ってくださいました。私が以前、藤井寺動物病院にて御指導頂いた川田 睦先生も以前と変わらず、熱意に溢れた講演を聞かせてもらえました。現在はロッキングプレートを主体とした骨折部の固定が主流ですが、それだけでなく、従来型のコンベンショナルプレートと併設したり、ピンニングや創外固定を施したり、ロッキングプレートを創外(創内)固定的に設置したり、はたまた大阪大学やパナソニックと共同で、CT、3Dプリンターを活用し、カスタムメイドのプレートを実際の治療に取り入れていらっしゃる先生もおられました。
現在でも獣医医療は進歩し続けていますが、1日1日は実感できるものではありません。しかし最後の大橋先生の講演を聞きながら、私が臨床に出てからの22年をひしひしと実感してしまいました。
2017年3月20日月曜日
2017年1月4日水曜日
2016年12月15日木曜日
冬のノミ予防
12月も半ばになり 寒さが厳しくなってまいりました。
天気予報でも⇩この通り。
天気予報でも⇩この通り。
本日、当院に来院したノミくんです。
室内飼いの猫ちゃんから元気に飛び上がりました。
外気温は低くても、お部屋の中は暖房器具などで温かくされているかと思います。
ノミは13〜15度で活動を始めます。冬でもお部屋の中がノミにとって最適な環境になっていることもあるのです。冬だからと言って油断はできません。
また、ノミは人間に付いても移動します。ヒトによってお部屋に持ち込まれたノミは、ヒトより体温の高いワンちゃんやネコちゃんに引き寄せられていくのです。
ネコちゃんだけでなく、ワンちゃんも、しっかりとノミの予防をしておきましょう。
2016年12月14日水曜日
年末年始の休診日のご案内
誠に勝手ながら、
12月31日(土)~1月3日(火)は
休診とさせていただきます。
お薬・フード・サプリメント等のご注文は、予め余裕を持ってご連絡くださいますようお願いいたします。
年始は1月4日(水)から通常どおりの診療となります。
年始は1月4日(水)から通常どおりの診療となります。
いよいよ新しい年も近づき、師走の気ぜわしさを感じる頃になりました。
お正月も人が集まり、なんだかバタバタ・・・いつもと違う雰囲気になりますね。
空気を敏感に感じ取るワンちゃん、ネコちゃんも生活リズムが狂い、体調を崩しがちです。
お正月も人が集まり、なんだかバタバタ・・・いつもと違う雰囲気になりますね。
空気を敏感に感じ取るワンちゃん、ネコちゃんも生活リズムが狂い、体調を崩しがちです。
また、いつもの違う食べ物を食べてしまったりすることで、お腹をこわしてまうことが多い時期となります。
楽しくお正月を過ごせるよう、体調に変化がないか、しっかりと様子を観察しておきましょう。
楽しくお正月を過ごせるよう、体調に変化がないか、しっかりと様子を観察しておきましょう。
2016年11月24日木曜日
眼球振盪がある犬と猫 診断および治療のアップデート
昨日昼2時より、梅田クリスタルホールにて行われた神経病学の国際セミナーに参加してまいりました。講師はカルフォルニア大学デイビス校のPeter J Dickinson先生です。
まず最初に眼振の基本について生理的、先天性、後天性の概要を説明され、眼振で主たる病変部位である前庭系を末梢と中枢に分け詳しく解説いただきました。
実際臨床の現場でも、高齢の犬の前庭疾患は非常に多く遭遇する疾患で、治療に関しては多くの経験値により行なわれているようなところがありましたが、今回の講義の中で、非常に重要なポイントを教えていただきました。末梢性なのか、中枢性なのか、また中枢性ならばMRI、脳脊髄液を採取する前に必ず鑑別すべきものを忘れていないかなど、4時間の長丁場を感じさせない非常に楽しいセミナーでした。
まず最初に眼振の基本について生理的、先天性、後天性の概要を説明され、眼振で主たる病変部位である前庭系を末梢と中枢に分け詳しく解説いただきました。
実際臨床の現場でも、高齢の犬の前庭疾患は非常に多く遭遇する疾患で、治療に関しては多くの経験値により行なわれているようなところがありましたが、今回の講義の中で、非常に重要なポイントを教えていただきました。末梢性なのか、中枢性なのか、また中枢性ならばMRI、脳脊髄液を採取する前に必ず鑑別すべきものを忘れていないかなど、4時間の長丁場を感じさせない非常に楽しいセミナーでした。
2016年10月17日月曜日
ACEIとピモペンダンをエビデンスと経験論に基づいて再考する
昨日昼2時より、グランフロント大阪カンファレンスルームにて行われた心臓病セミナーに参加してまいりました。今回の講師は、日本獣医生命科学大学 教授 竹村直行先生です。
今回の公演では、葉月会で行われている循環器病セミナーと重複しますが、最新のエビデンスによる新しい治療方法をお話しされていました。
ピモペンダンを使用することにより、以前とは比べ物にならないほど、QOLが改善されたという実感を、今後もさらに広げていくことができれば喜ばしいことだと思います。
今回の公演では、葉月会で行われている循環器病セミナーと重複しますが、最新のエビデンスによる新しい治療方法をお話しされていました。
ピモペンダンを使用することにより、以前とは比べ物にならないほど、QOLが改善されたという実感を、今後もさらに広げていくことができれば喜ばしいことだと思います。
2016年10月3日月曜日
休診日のお知らせ
誠に勝手ながら、
10月7日(金)午後~10日(月)は
休診とさせていただきます。
10月7日(金)の午前中は、平常通り診察致します。
また、だんじり祭の関係で当院周辺の道路にて交通規制がかかる可能性がございますので、ご来院・ご帰宅の際には十分ご注意ください。
お薬・フード・サプリメント等のご注文は、予め余裕を持ってご連絡くださいますようお願いいたします。
ワンちゃん、ネコちゃんが大きな音が苦手な場合、お祭りの間は体調を崩しがちです。
静かに過ごせるスペースの確保とお水とトイレを我慢せずに済む工夫をしておきましょう。
体調に変化がないか、しっかりと様子を観察しておきましょう。
2016年9月20日火曜日
ねこに優しい臨床と成功の秘訣 Dr. Susan Little & Martha Cannon
9月19日(月) 17:00より新大阪ワシントンホテルプラザにて行われた、大阪市獣医師会若手交流会コラボレーションセミナーに参加してまいりました。
今回はイギリスで猫専門病院を開業しておられるMartha Cannon先生とアメリカ猫臨床協会のSusan Little先生が来日され公演されました。
前半はCannon先生が「あなたの動物病院をキャットフレンドリーにする方法」と題し、今国際的な規模で行われているisfm(International Cat Care for Vets)の活動の内容についてお話しいただきました。後半はカナダで猫専門病院をされているLittle先生が、猫を中心に考えた医療について2時間余り公演いただきました。
現在私たちの病院においても、猫専用の待合があり、冬には床暖房をつけ、高齢や状態の悪い猫ちゃんには湯たんぽをバスタオルの中に入れ、その上に乗ってもらい診察を受けていただいております。猫は犬とは全く違った生き物であることは当然なのですが、しかし、心を交わすという事に関しては決して犬に負けてはいないと最近特に感じております。
今回はイギリスで猫専門病院を開業しておられるMartha Cannon先生とアメリカ猫臨床協会のSusan Little先生が来日され公演されました。
前半はCannon先生が「あなたの動物病院をキャットフレンドリーにする方法」と題し、今国際的な規模で行われているisfm(International Cat Care for Vets)の活動の内容についてお話しいただきました。後半はカナダで猫専門病院をされているLittle先生が、猫を中心に考えた医療について2時間余り公演いただきました。
現在私たちの病院においても、猫専用の待合があり、冬には床暖房をつけ、高齢や状態の悪い猫ちゃんには湯たんぽをバスタオルの中に入れ、その上に乗ってもらい診察を受けていただいております。猫は犬とは全く違った生き物であることは当然なのですが、しかし、心を交わすという事に関しては決して犬に負けてはいないと最近特に感じております。
獣医循環器講演会 in 大阪
9月18日(日) 14:00より、グランキューブ大阪にて行われた心臓病セミナーに参加してまいりました。
今回のセミナーは2部構成で、前半は「犬の僧帽弁閉鎖不全症の外科治療」〜手術適応の判断と手術方法について〜と題し、近畿動物医療研修センターの院長 森 拓也先生が、後半を心臓病を専門としている千村どうぶつ病院 院長 千村 収一先生が「慢性心不全の診断と治療 アップデート」をお話しされました。
従来、僧帽弁閉鎖不全症の多くは内科的にコントロールされていましたが、現在大阪府下にも人工心肺装置を使い、開心術を行い弁を再建する外科治療が行える循環器専門病院が数件あります。当院でも実際、僧帽弁閉鎖不全症の患者さんの弁形成術をお願いしたことがあり、今では見違えるほど元気になりました。ハードルは決して低くはないですが、一昔前では絶対あり得なかった事が、身近な施設で可能になったという事実は素晴らしいことです。後半の千村先生の講義も基本中の基本でありながら、しかし忘れがちになってしまう内容を再確認させていただきました。
今回のセミナーは2部構成で、前半は「犬の僧帽弁閉鎖不全症の外科治療」〜手術適応の判断と手術方法について〜と題し、近畿動物医療研修センターの院長 森 拓也先生が、後半を心臓病を専門としている千村どうぶつ病院 院長 千村 収一先生が「慢性心不全の診断と治療 アップデート」をお話しされました。
従来、僧帽弁閉鎖不全症の多くは内科的にコントロールされていましたが、現在大阪府下にも人工心肺装置を使い、開心術を行い弁を再建する外科治療が行える循環器専門病院が数件あります。当院でも実際、僧帽弁閉鎖不全症の患者さんの弁形成術をお願いしたことがあり、今では見違えるほど元気になりました。ハードルは決して低くはないですが、一昔前では絶対あり得なかった事が、身近な施設で可能になったという事実は素晴らしいことです。後半の千村先生の講義も基本中の基本でありながら、しかし忘れがちになってしまう内容を再確認させていただきました。
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