2011年10月10日月曜日

臨時休診のお知らせ


誠に勝手ながら、10月7日(金)午後~10月8日(土)は、
だんじり祭のため、休診とさせていただきます。
なお、10月9日(日)・10日(月)は日曜・祝日にあたりますので休診とさせていただいております。

10月7日(金)午前は通常通り診察致しますが、混雑する可能性がございます。
予めお時間に余裕を持ってご来院いただきますよう、お願いいたします。
また、だんじり祭当日は当院周辺にて交通規制がかけられている場合がございます。ご来院・お帰りの際は、十分ご注意ください。

ごはん等のご注文がございましたら、恐れ入りますがお早めにご連絡いただきますよう、お願いいたします。

2011年9月22日木曜日

9月16日(金) 安国宣子先生による、しつけ方教室が院内にて行われました。
ご参加いただいたのは、チワワのゆずちゃんと飼い主様です。
今回は6回目の実践教室でした。
(これまでの様子についてはこちらをご覧下さい)




しつけ方教室は個人レッスンです。レッスンの内容は飼い主様のお悩みに合わせて行われます。
安国先生のしつけ方教室は、「飼い主様にわんちゃんの習性や行動をよくご理解していただくこと」 そして、インストラクターがわんちゃんをしつけていくのではなく、「飼い主様にわんちゃんの『しつけ方』を学んでいただくこと」を目的とされています。
また、お教室は個人レッスンですので、他の人やわんちゃんが苦手な子も気兼ねなくご参加いただけると思います。

しつけ方教室については、安国先生のご自宅、または当院での出張教室にてご参加可能です。
しつけに関するカウンセリング・しつけ方教室にご興味のある方、参加をご希望の方は当院までお問い合わせください。



~しつけ方教室 参加対象条件~
□生後6ヶ月以上であること
□当院で以下の予防をされていること
・混合ワクチン・狂犬病ワクチン接種
・フィラリア症予防
・ノミ・マダニ予防

なお、しつけ方教室の日程を決めさせていただく前に便検査を致します。
参加希望の方は、便をお持ちいただき、参加するわんちゃんをお連れになってご来院ください。

2011年9月21日水曜日

甲状腺や副腎疾患を持つ患者を誤診から守る

 昨日午後8時より北摂夜間救急動物病院にて行われた、葉月会法人化10周年記念 特別セミナーシリーズ Dr. Peter Kintzer講演 「甲状腺や副腎疾患を持つ患者を誤診から守る」に参加してまいりました。
 甲状腺機能低下症と誤診されやすい疾患の中で、Euthyroid Sick症候群(ESS)をどのように見分けていくか、甲状腺ホルモン値を下げてしまう薬剤について。猫の甲状腺機能亢進症の基本的な原則、甲状腺疾患と腎不全とのバランスのとり方、新しく発売される甲状腺に特化した猫用療法食など。稀な疾患と思われていた副腎皮質機能低下症の意外な潜在率、非定型アジソンの診断など、3部構成の3時間を優に超えるセミナーでしたが、あっという間に時間が経ってしまい非常に勉強になりました。
 

2011年9月10日土曜日

ヒルズの超小型犬種用ビスケット

「ライトトリーツ」「つやつやトリーツ」の2商品に
小さなビスケットシリーズが仲間入り!!




超小型犬種用トリーツ
「ライトビスケット」「つやつやビスケット」

ひとくちサイズのビスケットです♪

院内にはサンプルもご用意しております。
どうぞお試し下さい。

2011年9月8日木曜日

6ヶ月後健診のご案内

当院では以前より、わんちゃん・ねこちゃんの病気の早期発見、また元気なときの健康状態を把握するために、定期的な血液検査をお勧めしております
日頃から注意深く見ていても、体の中で起こっている変化を見つけるのはなかなか難しいものです。

現在、
・フィラリア抗原検査時(春期限定・犬のみ)
・混合ワクチン接種時 (犬・猫)
において、同時に血液健康診断検査をさせていただくことができます。

さらに、こちらの血液健康診断検査セットをしていただいたわんちゃん・ねこちゃん限定で、2011年9月より新しく6ヶ月後健診をさせていただくことができるようになりました!


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6ヶ月後健診(血液検査 犬:24項目/猫:23項目)

6ヶ月後健診は、フィラリア抗原検査時または混合ワクチン接種時にしていただいた血液健康診断検査から6ヶ月後に同様の血液検査をさせていただくものです。

 例:2011年4月に混合ワクチン接種+血液健康診断セットをした
   →2011年10月に6ヶ月後健診を受けることができます!

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2011年3月以降に血液健康診断検査をご利用いただいたわんちゃん・ねこちゃんには、6ヶ月後健診の検査時期をお葉書にてご案内させていただいております。


犬や猫は、人間の約4~5倍の早さで年を取るといわれています。
そのため、わずか数ヶ月の間に健康状態が大きく変化してしまうことも少なくありません。
病気が心配な高齢のわんちゃん・ねこちゃんだけでなく、元気で若いわんちゃん・ねこちゃんにも健康診断をお勧めいたします!

2011年8月29日月曜日

犬の甲状腺腫瘍

 8月27日(土)午後9時半より、北摂夜間救急動物病院にて行われた、酪農学園大学教授 廉澤 剛先生よる腫瘍学セミナーに参加してまいりました。
犬の甲状腺疾患として臨床的には機能低下症に多く遭遇しますが、その中に甲状腺腫瘍からくる機能低下症があります。甲状腺腫瘍はそのほとんどが悪性ですが、他の悪性腫瘍と異なり肺転移が起こった症例でも生活の質が落ちにくく、血管浸潤が起こるわりにはリンパ節転移が起こりにくいという特徴があるそうです。治療としては外科的に甲状腺がんを切除することが第一選択ですが、あまりにも大きくなった両側性のものでは放射線療法が選択されます。
好発犬種としては中高年のビーグル、ゴールデンレトリバーで頸部の腫れが感じられた場合は精査する必要があります。
その他にも甲状腺に付属する器官である、上皮小体の腫瘍についてもお話いただきました。
甲状腺腫瘍は犬の全腫瘍の中で約1%の発生率ですので、あまり遭遇するものではありませんが、特定の犬種に関しては注意する必要があります。

2011年8月23日火曜日

しつけ方教室

8月16日(火) 安国宣子先生による、しつけ方教室が院内にて行われました。
ご参加いただいたのは、チワワのゆずちゃんと飼い主様です。
今回は5回目の実践教室でした。
(これまでの様子についてはこちらをご覧下さい)


しつけ方教室は個人レッスンです。レッスンの内容は飼い主様のお悩みに合わせて行われます。
安国先生のしつけ方教室は、「飼い主様にわんちゃんの習性や行動をよくご理解していただくこと」 そして、インストラクターがわんちゃんをしつけていくのではなく、「飼い主様にわんちゃんの『しつけ方』を学んでいただくこと」を目的とされています。
また、お教室は個人レッスンですので、他の人やわんちゃんが苦手な子も気兼ねなくご参加いただけると思います。

しつけ方教室については、安国先生のご自宅、または当院での出張教室にてご参加可能です。
しつけに関するカウンセリング・しつけ方教室にご興味のある方、参加をご希望の方は当院までお問い合わせください。


~しつけ方教室 参加対象条件~
□生後6ヶ月以上であること
□当院で以下の予防をされていること
 ・混合ワクチン・狂犬病ワクチン接種
 ・フィラリア症予防
 ・ノミ・マダニ予防

なお、しつけ方教室の日程を決めさせていただく前に便検査を致します。
参加希望の方は、便をお持ちいただき、参加するわんちゃんをお連れになってご来院ください。

2011年8月15日月曜日

2011年8月 夏期休暇のお知らせ

2011年8月13日(土)~8月15日(月)は、
勝手ながら休診とさせていただきます。


業者も夏期休暇に入りますので、フード等のご注文は、8月5日(金)頃までにお願いいたします

あしからずご了承下さい。

2011年8月1日月曜日

アレルギー診療を成功させるポイント:稟告、検査値解読、処方まで

 7月31日(日) ATCコンベンショナルホールにてP&G/ZENOAQ共催で行われた皮膚病セミナーに参加してまいりました。今回は当院でも現在利用させていただいている動物アレルギー検査株式会社の増田 健一先生による講演で、アトピー、食物アレルギーなどを診断していく検査方法、検査結果の読み方、治療の方針などについてお話いただきました。マラセチアに対する治療の中でステロイドの使用の是非を科学的に説明していただいたりと、アドバンスコースとして内容の濃いセミナーでした。
従来行われていたIgEによる検査と、新しいリンパ球反応検査を組み合わせることで今まで診断し辛かった食物アレルギーを絞り込んでいくことができるでしょう。

即戦力眼科シリーズ

7月27日(水) 夜9時半より北摂夜間救急動物病院にて行われた、ファーブル動物病院眼科 山下 真先生による眼科セミナーに、ツルノ獣医科病院 副院長 鶴野 佳洋先生の御厚意で参加してまいりました。
今回は白内障について約2時間お話いただきました。人では白内障の原因として、加齢性、糖尿病性、外傷、紫外線、アトピー、薬物(ステロイド)などが挙げられるのですが、犬では遺伝性がまず多く、その次に加齢性、糖尿病などの全身疾患によるもの、外傷性となります。猫ではまず発生することが稀であり、あったとしてもほとんどが外傷などからおこる続発性白内障です。
診断は水晶体を精査する事なのですが、白内障が起きている70%の症例で、水晶体蛋白誘発性ブドウ膜炎が同時に発生しているという報告があり、なるべく早期の手術が望まれます。
治療としては、麻酔下で白濁した水晶体を超音波で乳化し吸引、人工レンズ挿入し角膜を縫合するという人と大体同じ方法なのですが、概して人とくらべ難易度は高い手術となります。
その他にも緑内障の新しい治療法として、内視鏡+レーザーによる直接ピンポイントで毛様体凝固を行う方法など最新のトピックスもお話いただきました。
現在、眼科に限った話ではないのですが専門的な診断や治療を必要とする病気に遭遇する機会が以前より増えてきたと思います。当院ではなるべく早く治療に入れるように診断に迷いが生じた時には専門医を御紹介させていただいております。早期の診断で病気が重症化するのを防げた経験をまた次の診療に生かせていけるよう頑張ってまいります。