昨日夜9時より、ネオベッツ主催で行われたグランドカンファレンス「腫瘍学シリーズ」に参加してまいりました。
今回は泌尿器腫瘍と題し、腎臓〜膀胱・前立腺にかけて発生する腫瘍について専門医の立場からお話いただきました。
今回のお話の中で、膀胱腫瘍の診断におけるセルパックの重要性を再確認し、また採材時のコツを享受していただきました。
色々な症例についてお話いただきましたが、田戸先生が何度も強調されていた事に、データの落とし穴にはまるなという内容が心に染みました。ややもすれば我々自身もデータに振り回されてしまいがちですが、重要なのは、患者であるその動物が快適な生涯をおくれるか、飼主が満足できるかが基本です。エビデンスに振り回され、本来の医療が行えない事は本末転倒ではないでしょうか。