昨日夜9時より、JBVP主催で行われた軟部・腫瘍外科シリーズ「胆嚢と総胆管の外科」に参加してまいりました。
講師は三重動物医療センター
生川 幹洋先生です。まず胆嚢の解剖に始まり、胆嚢疾患の症状、診断と進み、早速、胆嚢切除術の手技にはいりました。術野の確保の仕方、胆嚢の保持、剥離のポイント、総胆管の洗浄などを動画をじっくりと見ながら解説いただきました。
生川先生はこれまで胆嚢外科を相当数こなしておられ、その経験から陥りやすいポイントを的確にお話いただきました。また術前の血液凝固系検査の重要性を何度の語られており、これを確認せずに手術は行えないでしょう。
当院では、現在すべての術前検査で血液凝固検査を行っておりますが、過去この結果術前に凝固不全が確認でき、血漿輸血を行い無事手術を終えた経験があります。
今後も、様々に知識のアップデートを行っていきたいと思います。