7月23日(土) 夜9時半より、北摂夜間救急動物病院にて行われた、酪農学園大学教授 廉澤 剛先生による腫瘍学セミナーに参加してまいりました。
副腎の外科というかなり難易度の高い題材で、周りに分布する血管との苦闘に終始する手術です。ただ最近では、悪性であっても外科的に切除をすれば生存中央値 778日(1~1593日)まで生きる事ができたという発表もあり、決して努力が無駄になるものでもない事が判ってきました。
その他にも最近はあまり行われなくなりましたが、雄猫でよく起こる尿道閉塞に対する外科的アプローチとして先生独自の会陰尿道廔形成術の変法を教えていただきました。毎回深夜にまで及ぶ情熱的な勉強会に感謝しています。