2024年12月6日金曜日

手術支援ロボット「Da Vinci ダビンチ」

  獣医療ではまだ先の話でしょうが、人医療では手術支援ロボットが学生の実習にまで導入されているようです。

 早いもので先日娘も、昨年から公的化されたPre CC-OSCEに無事合格し1月からStudent Doctor(医学実習生)として病院での臨床実習に参加します。合格祝い的な計らいでもあるのでしょうが、合格した4回生に一人づつ手術支援ロボット「Da Vinci」の研修を受けさせてもらったようで楽しそうに話しておりました。

 現在、手術支援ロボットは国産「ヒノトリ」、アイルランドの「ヒューゴ」、アメリカの「ダビンチ」が臨床現場で使用されていますが、やはり「ダビンチ」の普及度合いは段違いです。


 私達が学生の頃はCBT、OSCEなどなく国試合格後、現場に放り出され本番で身につけていった時代でした。しかし娘がCBT、OSCEの勉強しいる姿を見ていてつくづく思った事は、私が知っているお医者さんの中にはPre CC-OSCEすら合格できない人もいるなという事です。


 義母が腰の痛みがあり整形外科に通院しているのですが、先日受診後に聞かせれた内容に愕然としました。この医者は学生からやり直す必要があるのでは?という非常に初歩的な事柄です。少し前に話題になった「脳外科医 竹田くん」という漫画がありますが、身近にこれに似た感覚をお医者さんに感じる事はやはりあります。


 自分自身「良い獣医」ではない事は百も承知ですが、「良い獣医」でありたいと常に思っております。娘にも「良い医者」であろうと常に考えていて欲しいものです。