2024年2月19日月曜日

令和5年度第二回学術セミナー「実践的免疫介在性血液疾患の治療」

  昨日1時半より、堺市獣医師会主催で行われた山陽動物医療センター院長 下田哲也先生の「実践的免疫介在性血液疾患の治療」に参加してまいりました。

 3時間余りの時間を余す事なく目一杯、免疫介在性血液疾患について語っていただき最新の知見をアップデートできて楽しかったです。

 自分が質問したSFTS (重症熱性血小板減少症候群)についても年に4〜5例診ておられるので、発症した猫の症状など臨床に即したアドバイスをいただきました。

 SFTSに関しては実際スタッフの方が感染し (全国で2例目だったそうです) 深刻な状態になったそうですが、無事回復され今では逆にウイルス感染症に対峙するため熱帯病では有名な長崎大学医学部 (うちの娘が昨年参加したバヌアツ でのマラリア調査にも関連しています) で研究されているそうです。

 このようにオンラインでは学ぶ事のできない肌感が感じられるのが、対面セミナーの醍醐味です。