2023年2月10日金曜日

犬の甲状腺機能低下症の診断と治療

  昨日夜8時半より、岐阜大学獣医内科学の西飯直仁先生による「犬の甲状腺機能低下症の診断と治療」と題したセミナー開催されオンライン参加致しました。3000人を超える参加者がリアルタイムで質問を投稿しながら2時間半近く予定時間を大幅に超える熱い勉強会でした。

 参加して最初に感じたことは、いまだに大学では旧態依然(学術的な正義)を建前としているのだという事です。この正義のために寝たきりになり、元気に生きれたであろう時間を苦しみの中で過ごす動物がいるという現実を私は30年近く見てきました。

 

 20歳近くまで自分で歩き、食べ、ある日眠るように亡くなる。

 

 目指す医療とはどちらなのでしょうか?

 

 人の医学を身近に感じ獣医医療と比較する事が多いのですが、この未来は明るいのでしょうか?