昨日夜9時半より、北摂ベッツセンタービルにて行われた腎臓病セミナーに参加してまいりました。今回は全10回シリーズの1回目、日本獣医生命科学大学 宮川優一先生による「慢性腎臓病とは?犬と猫の違い」と題し2時間みっちりお話いただきました。
獣医療では人の医学と異なり、未だしっかりとした診断、治療指針がありません。其の中を手探りで腎臓病に向き合っていかなければならないのが現状です。しかし、過去常識とされていた事柄が反対に病気を生んでいた事なども少しづつ解ってきました。例えば、ドライフードを食べる事自体に問題があるといった事なのですが、現実的にはそれを利用しない訳にも行きません。ではどのように折り合いをつけて病気を防いでいくのかを考え、また目の前の病態を解決していくか、様々な方向から多面的にアプローチする必要があります。
まず最も重要なことは水分補給ですので、色々工夫しながら水分を与えてください。