11月23日、富士フィルムメディカル主催で行われた国際セミナーに参加してまいりました。今回は創立50周年記念セミナーらしく、講師はロンドン大学王立獣医科大学 病院長 Holger Volk先生の講演です。
四肢の運動失調や不全麻痺がある症例を、いかに理論的に観察し、的確な治療に結びつけていくかを学ぶ、非常に役立つ講演でした。特に先ずは観察を5分かけて行うなど、時間に追われると忘れがちになる基本の重要性を強調されていました。動画をじっくり見せその後、解説するという実践的な講義で、跳び直り反射の診断などのコツなどを教えていただきました。後半は実際の症例を見せながら、どのように診断から治療に至るのかを解説していただきました。
休日の午後という時間ながら、多くの先生方が参加され熱気のあるセミナーでした。