昨日夜9時よりネオベッツ主催で行われた、神経外科シリーズ「診療で遭遇する先天的な神経疾患」に参加してまいりました。
今回は、王寺先生による水頭症、キアリ奇形、環軸亜脱臼、脊髄くも膜憩室の講演と獣医神経病学会で賞をいただいた田村昌大先生による「脊髄係留症候群を呈した嚢胞性二分脊椎症のネコの2例」の発表を2時間たっぷりお話しいただきました。
水頭症に関しては、MRIによる診断精度が上がり、以前では手術になっていた症例も現在は内科もしくは経過観察で良好な結果が出ているそうです。
それぞれ、臨床症状の鑑別、適切な診断方法、最適な治療が行われてこそ最良の結果が出るものです。