10月17日夜8時より北摂夜間救急動物病院にて行われた、アイデックスラボラトリーズ主催の臨床病理学セミナーに参加してまいりました。
シリーズ2回目となるセミナーですが、今回も講師はアメリカのパーデゥー大学獣医学部臨床病理学助教授 デニスBデニコーラ先生です。
今回は実際の症例をまったく白紙の状態から検査データを読み解きながら、全員参加で診断していくという実践的なセミナーでした。自分が選択した回答が自動的に集計され、スクリーンに映し出されるので座学でありながら、エキサイティングなものです。
「なんとなく元気がない、このまま少し様子を見ようかな」と思ってしまう状態が、しかし実際には重度な疾患であったという症例をどのように解明していくか事細かく解説していただきました。
犬や猫も人と同じ様に、病気ではなくても今日はなんだか調子がでないという日もあるでしょう。しかしそれが本当は病気の始まりである場合にも備えておかなければなりませんね。