昨日夜9時半より北摂で行われた、宮崎大学教授 萩尾光美先生よる猫の心臓エコーセミナーにツルノ獣医科病院副院長 鶴野佳洋先生の御厚意により参加してまいりました。
今回は猫の心筋症の中でも拡張型心筋症、また診断に非常に苦しむ分類不能型心筋症(UCM)の様々な症例について勉強させていただきました。このUCMとは肥大型、拡張型、拘束型、不整脈源性右室型、過剰調節型のどのタイプにも属さない心筋症で、エコー所見が1つのタイプではなく複数のタイプを共有するものをいいます。
将来的にはこの心筋症もより細かい分類がされ原因が解明される時がくるのかもしれませんが現在の段階では判っていません。
猫の心臓疾患は犬に比べて、専門家も悩ませるような複雑に複合した疾患が多いようです。