2025年4月8日火曜日
2025年3月28日金曜日
4月1日より 令和7年度の狂犬病予防接種が始まります
4月1日より 令和7年度の狂犬病予防接種が始まります。
当院は、堺市の狂犬病予防集合注射【屋内会場】に指定されております。
● 予約制ではありません。月曜日〜土曜日の次の時間内にご来院ください。
・ 午前9時〜11時
・ 午後4時30分〜6時
● 事前に『狂犬病予防注射のお知らせ』に同封されている『問診票』に記入をお願いします。
● リードの装着をお願いします。
● 首輪が抜けないか、緩すぎないか(指が1〜2本入る程度)確認してください。
● 事故防止のため、必ず犬を制御できる方がご同行ください。
● 待合室の状況によっては、駐車場でお待ちいただく場合があります。
● 状況を見ながら待合室か駐車場で接種いたします。
● 当日の体調が悪い場合、注射できないことがあります。
● お支払いは現金でお願いします。
堺市動物指導センターから送付されている『狂犬病予防注射のお知らせ』をよく読んで、ご来院ください。
令和7年度は黄色の封筒です。
初めて狂犬病注射を打たれる飼い主様で、『狂犬病予防注射のお知らせ』をお持ちでない方は以下をお読みください。
初めて狂犬病注射を打つ方へ
令和4年6月1日から、ブリーダーやペットショップ等で販売される犬や猫について、マイクロチップの装着が義務化されました。
つまり、ブリーダーやペットショップ等で購入した犬や猫にはマイクロチップが装着されており、飼い主になる際には、ご自身の情報日変更する必要があります。これを「変更登録」といいます。
また、変更登録された情報が堺市へ通知されると、堺市へ変更登録の申請を行ったとみなされます。
☆所有者の「変更登録」がお済みの方
→登録情報の確認画面で、犬の所在地が堺市であることを確認いたします。
登録事項の確認画面を表示し、所在地の提示をお願いいたします。
☆所有者の「変更登録」がお済みでない方
→「犬と猫のマイクロチップ情報登録」制度のウェブサイトから申請や届け出を行ってください。登録事項の確認画面を表示し、所在地の提示をお願いいたします。
ネット環境が十分でない場合や、手続き方法が判らない場合は下記の「犬と猫のマイクロチップ情報登録」専用コールセンターにお問い合わせください。
「犬と猫のマイクロチップ情報登録」
〇 ウェブサイト:https://reg.mc.env.go.jp/
〇 コールセンター:03-6384-53204月1日より
2025年3月17日月曜日
関西医科学生交響楽団 第32会定期演奏会
2025年3月10日月曜日
開業医のための犬と猫の心エコー検査
昨日13時半より、堺市産業振興センターにて行われた心臓病セミナー「開業医のための犬と猫の心エコー検査」に参加してまいりました。講師は青森県で開業されているグリーン動物病院院長 田口大介先生です。
田口先生は宮崎大学で萩尾光美先生に師事し、卒業後は茶屋ヶ坂動物病院で循環器を極め現在に至ります。
現場主義の職人気質という印象の先生ですが、胎児の心臓計測などの学術的研究もされ、多くの学会発表がその実力を裏打ちしています。
セミナーの内容は臨床現場での実践的な知識、テクニックをお話し頂き、余りに情報量が多いので今動画を見直しながら再度復習しています。
18時までの勉強会でしたが、みんなの熱気であっという間の4時間半でした。
2025年3月3日月曜日
シンプルに考える粘液腫様変性性僧帽弁疾患
昨日午後1時より大阪麻布臨床獣医研究会主宰で行われた循環器勉強会に参加してまいりました。
犬では、僧帽弁疾患は非常にポピュラーな疾患ではありますが、私が大学を卒業した頃から何度もステージングが改定され、新しい概念について行くのが大変でした。
今回のセミナーで、現在、従来 MR (僧帽弁逆流症)と呼んでいたものをより明確に、MMVD (粘液腫様変性性僧帽弁疾患)と呼び、論理的に病態から診断、治療に繋げていく考え方を学びました。
犬においては大部分 (70%) の心疾患はMMVDであり、その原因は遺伝的要因がほとんどを占めています。ある意味何をしようと生まれながらにMMVDになることを運命づけられているという事になります。
では、どうすれば?と悲観的になってしまいますが、なってしまうものは受け入れるしかないので、正しく発見し、重症度を見極めながら治療していくことが重要です。幸い昔に比べ比較にならないぐらい薬が良くなっています。
重要な事を一つ、現在、歯周病はこの病気とは全く関連がないことが専門家の見解だそうです。知識のアップデートは重要だと再度確認しました。
2025年2月25日火曜日
大阪麻布臨床獣医研究会 創立60周年記念祝賀会
2月23日、KKRホテル大阪にて行われた「大阪麻布臨床獣医研究会 創立60周年記念祝賀会」に出席してまいりました。
今から60年ほど前には大学を卒業してから犬猫の専門的な勉強するツールがなかった為、関西の麻布大学卒業生有志が立ち上がり設立されたのがこの研究会の成り立ちです。
今でも年に10回のセミナーを開催し、会員の先生方は切磋琢磨しておられます。ご高齢の先生方も多数出席されておりましたが、なかなかパワフルで圧倒されてしまいました。
2025年1月20日月曜日
猫の皮膚病、現実的な診断と治療
昨日午後1時より大阪麻布臨床獣医研究会主宰で行われた皮膚病セミナーに参加してまいりました。
今回は日本小動物医療センターで皮膚科科長をされている村山信雄先生が講師として来られました。
実はこのセミナー、9月に行われる予定だったのですが台風で中止になり、しかし先生のご厚意により再度開催する事になった勉強会です。
猫の皮膚病という、実は犬ほどは分かっていない誤解のある領域ですが、経験豊富な先生が現在進行形で実践的な内容をお話しくださいました。
猫の難しさは投薬の可否により、いくら効果があると分かっている薬でも使えないという事です。投薬のハードルをいかに下げるかに尽力する一手間が、実はかなり負担になります。
今後さらに良い薬ができ新しい治療が生まれたとしても、猫という動物を理解していないと効果的な診療はできないなと考えさせられる4時間でした。