2024年3月15日金曜日

STARSHIP'S THIRD FLIGHT TEST

  昨日は夜9時ごろからLIVE中継に釘付けでした。



 人類にとっては大きな1歩、地球の未来にとって重要な打ち上げです。
 今でこそ当たり前のようにスペースX社は打ち上げを、しかもブースターを垂直着陸させ再利用に成功していますが過去、「グラスホッパー」「スターホッパー」など何度も失敗を重ねながら今を実現しています。

 発射場をGoogle マップで見ると分かりますが次期の打ち上げを待つ機体がずらりと並んでいます。史上最大、サターンロケットをも超える大きさの機体が並ぶ光景は壮観です。

 イーロン・マスク氏については賛否両論ですが、個人的には40年前、同時期に「銀河ヒッチハイクガイド」を読んでいた事に共感を覚えます。
 夢を夢で終わらせず実現するパワーを誰もが持っている。スペースワン「カイロス」も何度でもチャレンジして欲しいですね、スターシップの爆発を何度も見てきた者としてはあれぐらい当たり前です。







2024年3月13日水曜日

地には平和を

  昨日に続き、また書籍紹介です。




 1961年に発表された小松左京氏初期のSFです。昨日アカデミー視覚効果賞を受賞した「ゴジラー1.0」にも登場する震電が、この作中にも効果的に登場します。

 小松氏は「日本沈没」「復活の日」など長編が有名ですが、氏の戦争観を凝縮したこの短編は名作(直木賞候補)です。

 私の母は戦時中、腎炎を患い病院に祖母と通院していましたが、その帰り、畑の一本道でグラマンの機銃掃射に追いかけられた話を生前何度もしていたことを思い出します。

 現実に今、人が行う悲惨な事に胸が痛みます。

2024年3月12日火曜日

声の網

  AI繋がりで…

 


 この作品も40年前に初めて読んで以来大好きで、何度も読み返しています。

 1960年代に書かれた作品ですが、今のネット社会、特にビックデータから人の行動を見張り支配するAI社会を予見した内容です。

 トランプ大統領就任時流行ったジョージ・オーウェルの「1984」のようなディストピア小説なのかと思いきや、最後に老人が語る最終章ではコンピューターに支配されるユートピアである未来が描かれています。星新一氏は他にもショートショート作品でB.C(ビフォーコンピューター)A.C(アフターコンピューター)時代をユートピアとして描いており、この辺りがよくあるSFと一線を画す作家だと感じます。


 「文明が戦争を生むのではない、戦争によって文明が作られたのだ」


 この言葉も大好きな「オネアミスの翼」の一節ですが、使う人間の知性により未来は変わるものだと強く思います。

2024年3月9日土曜日

地球外少年少女


 大好きな磯光雄オリジナルアニメの第2作目です。前作「電脳コイル」も秀逸でしたが今回はAI対人類、正義とはという壮大で深刻なテーマをコミカルなタッチで描き、しかも素晴らしい結末に導いていきます。
 今とかくチャットGPTなどAIの話題が多く聞かれますが、AI(人工知能)ではなく小松左京氏の「虚無回廊」で詳しく描かれているAE(人工実存:高潔な魂を持つ人工知性)という概念を導入できれば、今ある多くの問題が良い方向に動くだろうにと考えてしまいます。
 地球外少年少女に出てくるAI「セブン」も最終的にそのニュアンスで描かれていると思いますが。



2024年3月8日金曜日

3月19日〜21日は休診いたします

 3月19日〜21日まで、勝手ながら休診いたします。

2024年2月19日月曜日

令和5年度第二回学術セミナー「実践的免疫介在性血液疾患の治療」

  昨日1時半より、堺市獣医師会主催で行われた山陽動物医療センター院長 下田哲也先生の「実践的免疫介在性血液疾患の治療」に参加してまいりました。

 3時間余りの時間を余す事なく目一杯、免疫介在性血液疾患について語っていただき最新の知見をアップデートできて楽しかったです。

 自分が質問したSFTS (重症熱性血小板減少症候群)についても年に4〜5例診ておられるので、発症した猫の症状など臨床に即したアドバイスをいただきました。

 SFTSに関しては実際スタッフの方が感染し (全国で2例目だったそうです) 深刻な状態になったそうですが、無事回復され今では逆にウイルス感染症に対峙するため熱帯病では有名な長崎大学医学部 (うちの娘が昨年参加したバヌアツ でのマラリア調査にも関連しています) で研究されているそうです。

 このようにオンラインでは学ぶ事のできない肌感が感じられるのが、対面セミナーの醍醐味です。

2024年2月13日火曜日

ORCHESTRA LIGARE 第5回定期演奏会

  昨日はORCHESTRA LIGAREの第5回定期演奏会を鑑賞してきました。

 今年も娘が参加させて頂いており、若い力溢れる初々しい音を堪能しました。




2024年1月25日木曜日

堺市獣医師会 第3回症例検討会

  昨日夜8時半より、ソフィア堺3階セミナー室にて堺市獣医師会主催の症例検討会に参加してまいりました。

 今回は初芝動物病院の日高大介先生「レムデシベル、GS-441524で治療した猫伝染性腹膜炎(FIP)の1例、かすみヶ丘動物病院の今田武志先生「うさぎの尿砂症」です。

 当院でもFIPに対して、人のコロナ治療薬を使用し好感触を得ておりますので今後、これが標準的な治療になっていくでしょう。

 うさぎの尿石症は本来の習性を無視した飼育がこの病気を作り出している動物福祉に関わるレベルの案件だと思います。

 毎回楽しく為になる勉強会です。

2024年1月22日月曜日

ジャズ大名

  千葉雄大さんと藤井隆さん主演の舞台『ジャズ大名』を観劇してきました。

 家族で芝居を観に行くのは劇団☆新感線の『薔薇とサムライ2ー海賊女王の帰還ー』以来でしたがとても楽しめました。

 単に舞台の芝居と言い切れない狂騒的なパフォーマンスライブであり筒井康隆さんの原作をとてもエキサイティングに具現化され、千秋楽だったこともあり圧巻の幕引きでした。

 是非とも『ジーザス・クライスト・トリックスター』も同じ監督で観てみたいです。


2024年1月18日木曜日

衝撃映像!

 

 昨年末、当院の防犯カメラに記録された事故の瞬間です。この直後警察に事故連絡を入れすぐに救護に駆けつけました。乗っていた人は大事なかったようですが念の為救急搬送されました。
 よくある踏み間違い事故ですが。天候の影響で体の不調が起こる事もありますので自分も含め、くれぐれも用心しないといけませんね。