2018年4月24日火曜日

術後の確認

 先週、乳腺腫瘍の切除術を行った17歳のダックスさん。

 1週間で、このようにすっきりしました。本人も全く痛がることなく、手術の翌日からご機嫌で散歩に行ったそうです。本日も来院するときは自ら病院に入って来て、トリーツをパクパク食べて帰りました。体重は術前よりも、むしろ増加し、どれだけ腫瘍がエネルギーを奪っていたのかが窺えます。


2018年4月22日日曜日

Welcome !!

 昨日、無事手術が終わった楓ちゃん。夕方お家に帰るとすぐに、ご飯をちょーだいしたそうです。とても賢い猫ちゃんで術前エコー検査のときも、じっと静かにしてくれていました。
楓ちゃんのおかあさんから頂いたわんちゃん達は、レモンの木に居るとおしっこをかけられてしまうので、タイムの庭にお引越ししました。

2018年4月17日火曜日

高齢犬の外科手術

 バタバタとした4月も早半ば過ぎましたが、先ほど17歳のダックスさんの手術が無事終わりました。
 保護犬でつい先月、新たな飼主様のもとへやって来たのですが、乳腺腫瘍が複数ありました。写真が手術前の状態です。
高齢の動物では、確かに麻酔管理がシビアではありますが、状態さえしっかり把握できていれば、手術は可能です。今回も、「このままの状態で痛みに苦しむ姿を見ていたくない」という飼主様の希望に答えたい気持ちで手術に挑みました。
 もし高齢だからという理由で治療を悩まれているとしたら、ご相談ください。

2018年4月11日水曜日

アニマルセラピー募金

 公益社団法人 日本動物病院協会が主催しております、アニマルセラピー募金につきまして、2017年度の集計が完了しましたので、皆様にご報告申し上げます。



 毎年、皆様から、多くの暖かいご協力をいただいております。
ご報告と併せまして、厚くお礼申し上げます。

 アニマルセラピーは、高齢者施設・病院・学校などを訪問し、動物のもつ温もりや優しさに触れていただく活動です。JAHA会員、動物病院、ボランティアの方々が協力して行っております。



2018年4月4日水曜日

犬フィラリア

 今月に入り、暖かい日が続いております。当院の周辺では、すでに3月の時点で、吸血する蚊が飛び回っておりました。
これは実際、当院に来られたワンちゃんから採取したフィラリアの仔虫です。たった1滴の血液中に、これだけの虫がいます。
 フィラリア症は昔の病気ではありません。当院にも、毎年必ずフィラリアに感染したワンちゃんが来られます。血管の中で、虫が湧く病気という事の重大性を今一度考え直してください。

2018年4月3日火曜日

異物と胃切開

 3月は例年になく手術が立て込み、4月になり束の間の時間をいただきホッとしておりましたが、本日、緊急の手術を行いました。まだ若く何にでも興味津々の元気なワンちゃんですが、元気余って歯ブラシの先を飲み込んでしまいました。特に症状もなく元気ハツラツでしたが、バリウム造影で追ってみたところ、胃の幽門部にしっかりとあり、このままほっておいて閉塞しては大変なので、胃切開し歯ブラシの先を取り出しました。
下の犬歯は遺残乳歯です。手術は無事に終わりお家に帰りました。