2011年1月28日金曜日

VRCグランドカンファレンス ~腫瘍学セミナー2

 昨日夜9時よりネオベッツ主催で行われた、田戸雅樹先生よる「腫瘍内科学」のカンファレンスに参加してまいりました。

今回のセミナーでは腫瘍を内科の側面からどのように治療していくかについて、専門的なお話を聞かせていただきました。
腫瘍そのものに対する治療だけでなく、腫瘍随伴症候群で起こるさまざまな症状(癌性悪液質、DIC、高Ca血症、低血糖、肥大性骨症、重症筋無力症、赤血球増加/貧血、白血球増加/減少、血小板増加/減少)をいかにコントロールし、その動物の日々のクオリティをあげていくかが重要となります。

高齢の動物が増えている現在、腫瘍は私たちの診療の中でも日常的に遭遇する疾患です。いかに早期にかつ正しい診断ができるかが重要なのですが、人と違いあらゆる面で困難な状況があります。
そのような中で単純なのですが有効だと思えることは、飼主様が日頃からその動物を観察しいち早く異変に気付いていただく事だと思います。
腫瘍によっては根治できるものもあれば、共存していかなければならないものもあります。どれだけその動物が幸せな時間を持てるのか、私たちも少しでもお役にたてるよう頑張ります。

セミナー風景です