2010年8月31日火曜日

かゆみのコントロール

8月25日(水) 大阪国際会議場にて開催された、ヒルズ動物看護セミナー「かゆみのコントロール」に参加してまいりました。
今回は皮膚病の原因、その痒みのコントロールについてをテーマに、鳥取大学 獣医内科学研究室 准教授 松鵜彩先生にご講演いただきました。

皮膚病といっても、細菌や真菌(カビ)などによるもの、外部寄生虫、アトピーや食物性などのアレルギー、基礎疾患による防御機構の低下から起こるものなど、原因は様々です。
治療として薬剤を投与したり、シャンプー、食事管理を必要とする場合もあります。

皮膚病の治療は治るまでに時間を要することも多く、飼い主様にも根気強く治療にお付き合いいただかなければならないときもあります。
今年は暑さが厳しいせいか、当院でもノミや細菌・真菌感染症が原因で多くの方が来院されています。

現在、皮膚に異常が見られない場合でも、ノミの予防・こまめなシャンプーやグルーミング・きちんとした食事管理に気をつけてあげましょう♪

そして、もし皮膚に異常が見られた場合は、出来るだけ早く受診されることをお勧めいたします。